大谷翔平が自己新の12戦連続安打 エンゼルス指揮官驚がく「ロケットのような打球」

スポーツ報知
大谷翔平(ロイター)

◆米大リーグ エンゼルス4―3アスレチックス(27日・アナハイム=エンゼルスタジアム)

 エンゼルス・大谷翔平投手(28)が27日(日本時間28日)、本拠地・アスレチックス戦に「3番・指名打者」でフル出場。自己最長の12試合連続安打をマークし、シーズン150安打に到達するなど、4打数2安打だった。チームも4―3でアスレチックスを破り、シーズン最後の9連戦を白星でスタートさせた。

 初回の1打席目に左中間フェンス直撃の二塁打を放って12戦連続安打とシーズン150安打目をマーク。打球速度109・3マイル(約175・9キロ)という鋭い当たりで、もうひと伸びで本塁打かという一打だった。投手として記録した投球回「153」、奪三振「203」と並んで、メジャー史上初の「トリプル150」をクリアした。さらに3回の2打席目でもバットを折られながら左前安打。2試合連続のマルチ安打とした。3、4打席目は凡退したが、打率は試合終了時点では今季最高の2割7分3厘となった。

 ネビン監督代行は大谷の12試合連続安打を、「ここ長い間、彼の打撃はとても良い。今季は本当にずっと安定していて、今夜もまた、よかった。私は初回に彼がレフトフェンスに打ったのは、ロケットのような打球だと思ったし、彼のプレーを見ているのは楽しいし、ファンも君たち(報道陣)もそう思っていることだろう」とたたえていた。

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