◆プロアマ交流戦▽東京ガス6―3巨人3軍(27日・東京ガス大森グラウンド)
最速153キロ右腕で、今秋ドラフト上位候補に挙がる東京ガス・益田武尚投手が、6―1の7回表から救援で登板。巨人3軍を相手に3回5安打3失点という結果だった。
7月の都市対抗野球で、全力で投じた150キロ近いストレートを本塁打にされた苦い経験を踏まえ「力感のないフォームから、質が良くコントロールされた真っすぐを投げられるように取り組んでいる」という益田。視察に訪れた6球団のスカウトの前でのアピールは出来なかったが「自分がやりたかったことは、やれた。真っすぐで(2つの)三振も取れたし、これを増やしていけるようなら」と手応えを口にした。
ロッテ・榎スカウト部長は「フォームのバランスが良く、変化球も器用に投げて緩急を使える。伸びしろを感じる投手」と評していた。