◆秋季高校野球神奈川県大会▽決勝 横浜6―3慶応(27日・サーティーフォー保土ヶ谷)
慶応は横浜に逆転負けを喫し、準優勝となった。
巨人などで活躍した清原和博氏の次男・勝児内野手(1年)は「7番・三塁」でスタメン出場。準決勝に続いて父・和博氏がバックネット裏から観戦する中、4打数1安打の成績を残した。
この日の初安打は2打席凡退で迎えた第3打席だった。3―4と1点ビハインドの5回1死二塁。4球目を振り抜くと打球はセンター前に落ち、5試合連続安打となった。「センター返しは恩返しなので、センター返しを意識して打てて良かったです」と振り返った。
チームは優勝を逃したが、神奈川2位校として来春のセンバツ出場校の参考資料となる秋季関東大会(埼玉、10月22日開幕)に出場する。勝児は「甲子園というのは意識しないで、目の前の試合に集中してやっていきたい」と力強く話した。