一瞬でイン切り裂いたオオバンブルマイ、角田大河騎手「逃げ馬の後ろでじっと我慢できました」…2歳新馬評価

スポーツ報知
オオバンブルマイ

 中山、中京の2場開催で計8鞍。外厩ではノーザンファームしがらき、ノーザンファーム天栄、チャンピオンヒルズ、グリーンウッドの上位組がそれぞれ1勝を加算。好調のハーツクライ産駒は、先週勝ち上がりの大物候補ハーツコンチェルト、メインクーンに続き、バロッサヴァレー、スマラグドスと楽しみな素材が初陣を飾った。

【9月24日・中京5R、2歳新馬、芝1400メートル、良馬場=14頭立て】

◆オオバンブルマイ(牡、栗東・吉村圭司厩舎、父ディスクリートキャット、母ピンクガーベラ、母の父ディープインパクト)414キロ、馬主=岡浩二、生産牧場=サンデーヒルズ

【血統】祖母ルシュクル(父サクラバクシンオー)はファルコンS3着。函館2歳S、キーンランドC勝ちのブランボヌール(牝、父ディープインパクト)、函館2歳S、函館スプリントS、葵S勝ちのビアンフェ(セン、父キズナ)が出た牝系。

【レースVTR】発馬を決め3番手の好位を追走。直線は最内から鋭く抜け出した。勝ち時計は1分22秒1。

【コメント】角田大河騎手「調教からポテンシャルを感じていました。バランスの改善の余地はありますが、勝ってくれたことが何より。もう少し力むところがあると思いましたが、逃げ馬の後ろでじっと我慢できました」

【将来性】★★★  ※今後は未定だが、マイルへの距離延長なども視野。

【先週の新馬勝ち上がり外厩(放牧牧場)一覧】

トレド      ◇24日中山3Rダ1800(軽種馬育成調教C)

コウセイマリア  ◇24日中山5R芝1600(小野瀬ファーム)

セラドナイト   ◇24日中京4Rダ1400(ノーザンファーム天栄)

オオバンブルマイ ◇24日中京5R芝1400(大山ヒルズ)

トモジャシーマ  ◇25日中山4Rダ1200(ブルーステーブル)

スマラグドス   ◇25日中山5R芝2000(グリーンウッド)

ルクルス     ◇25日中京4Rダ1200(チャンピオンヒルズ)

バロッサヴァレー ◇25日中京5R芝2000(ノーザンファームしがらき)

【2021年の外厩別2歳新馬戦勝ち上がり=かっこ内は連対率】

1  ノーザンファームしがらき   37勝(31・2%)

2  ノーザンファーム天栄     36勝(32・1%)

3  山元トレーニングセンター   20勝(19・5%)

4  チャンピオンヒルズ      17勝(19・2%)

5  吉澤ステーブルWEST    14勝(21・4%)

6  大山ヒルズ          12勝(26・3%)

7  吉澤ステーブルEAST    11勝(25・4%)

8  グリーンウッド・トレーニング  9勝(17・2%)

9  宇治田原優駿ステーブル     8勝(13・1%)

10 阿見トレーニングセンター    6勝(10・2%)

※競馬サイト「馬トク」からのデータ

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