J1コンサドーレ札幌3450人からパワーもらった…サポーターズデー3年ぶり開催

スポーツ報知
3年ぶりのサポーターズデイを笑顔で引き上げる札幌の選手たち

 J1北海道コンサドーレ札幌は25日、チームとファンの交流イベント「サポーターズデーin宮の沢白い恋人サッカー場」を行った。コロナ禍も経て19年以来3年ぶりの場で、選手たちは延べ3450人の来場者から残り5戦へ力をもらった。

 互いに待ち望んだ光景が、秋晴れの宮の沢に広がった。3年ぶり開催へ、チーム側も感染予防対策を施しながら趣向を凝らした企画を準備。選手らによるステージ上での「クイズ王決定戦」や、事前募集によるピッチ上での「FK壁体験」など、大人から子供まで多くの笑顔があふれた。

 チームは現在11位で残留争い脱出を目指す。日頃からの後押しに、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(64)は「これだけのサポーターがいてJ1に居続けなければいけないクラブ。皆さんと残留を果たしたい」と感謝を込め宣言。MF宮沢裕樹主将(33)も「様々な制限がある中でも交流できた。素晴らしいイベントになった」と喜んだ。

 何にも代えがたいパワーをもらい、10月1日は本拠・札幌厚別で川崎を迎え撃つ。大卒3年目、初参加のMF高嶺朋樹(24)も「みんなの応援を肌で感じられた。勝利で喜びを届けていきたい」と決意新た。一体感も武器に、6年連続のJ1残留をつかみにいく。

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