イースタンリーグでチーム最多の103試合に出場し、打率2割7分5厘、9本塁打、38打点の巨人・秋広優人内野手(20)が技術練習と平行して取り組んでいるのが食トレだ。身長200センチ、体重99キロの堂々とした体格だけあって、消費カロリーもチームトップクラス。
「選手の平均消費カロリーは、1日3000~4000キロカロリーくらいですが、秋広はMAXで7000キロくらいいってしまうんです。消費量がすごいので、すぐ体重が減ってしまいます。空腹を感じる時間を作るな!と声をかけています(笑)」と会田巡回トレーニング統括はエネルギー補給を促している。
秋広内野手にある日の食事内容を聞くと「朝はあまり食べられないので、ご飯1杯と卵料理やウインナーなど軽めのおかず。昼は午後の試合や練習に備えて一人前、試合中にはスポーツ選手の補食用のカステラやゼリーなど。試合後はおにぎり3~4個。夜はお米500グラムと肉、魚、納豆、汁物などを食べて夜食にウーバーでマックなどを頼んで食べました」とのこと。
コーチや栄養士からのアドバイスを参考に食べるタイミングを工夫したり、苦手な野菜や果物も積極的に取り入れるようにしているが、今春のキャンプインの時101キロあった体重からは微減してしまった。それでも昨年7~8%だった体脂肪率は10~11%まで上昇。長打が持ち味の選手の平均値に近づきつつある。
「今は質より量と言われているので、とにかく頑張ってたくさん食べています!」
プロ2年目。今季はここまで1軍出場は叶っていないが、グラウンド内外で地道な努力を続けブレークの時を狙っている。