◆秋季高校野球神奈川大会▽準決勝 横浜11―1横浜創学館=5回コールド(25日・サーティーフォー保土ヶ谷)
横浜が横浜創学館を5回コールドで下し、4年ぶりの秋季関東大会出場を決めた。
4試合連続2桁得点中の打線が初回から機能。押し出し四球で先制すると、今夏の甲子園出場経験者の萩宗久外野手(2年)の右前適時打などでさらに追加点をあげた。その後も攻撃の手を緩めずに11得点。投げては先発のエース左腕・杉山遥希投手(2年)が5回1失点の好投をみせた。
今夏の甲子園に出場したこともあり、大会前はほとんど実戦経験を積めていなかったが秋季関東大会出場の切符を獲得。夏にメンバー外だった選手の台頭も目立った。村田浩明監督は「選手たちは本当によくやってくれている」とねぎらいつつ、「まだ横浜高校の選手になれていない。もう少し横浜高校としての自覚を持ってやってほしい」とさらなる成長を求めた。
決勝は27日の慶応と対戦する。指揮官は「気を引き締めて慶応戦に向けてやっていきたい」と意気込んだ。