関西馬
9月25日の中山5R(芝2000メートル、10頭立て)は、2番人気のスマラグドス(牡2歳、栗東・西園正都厩舎、父ハーツクライ)が、直線で抜け出し、デビュー戦を飾った。勝ち時計は2分6秒3(良)。
スタートを出て3番手の外めをキープした。楽な手応えで追走すると、直線はメンバー最速の上がりで伸びて後続に1馬身1/4差をつけた。松山弘平騎手は「まだ幼いけど、スタートが良くて、いい形で流れに乗れました。調教で動いてくれていたし、自分から動いていく競馬をしました。最後はしっかり伸びてくれて、強い競馬をしてくれました」と高く評価した。
勝利を見届けた西園調教師も「稽古通りです。やんちゃな面があるので、これからそこがカギですね。来年は大きいところを狙っていけると思う」と期待を込めた。