J1清水内定・法大DF落合毅人「目標は開幕スタメン」…21年総理大臣杯優勝&全日本大学選抜入り

スポーツ報知
清水の練習に参加し、ウォーミングアップするDF落合毅人(左)

 J1清水エスパルスに来季加入が内定し、強化指定選手の法大DF落合毅人(22)が、21~24日までトップチームに帯同した。21年に総理大臣杯を制し、全日本大学選抜に選ばれた逸材は「早く試合にからみたい」とプロデビューを待ち望んでいる。引退を考えていたという3年前からの道のりや日本代表や海外への思い、「オレンジ」とのゆかりなどを明かした。(取材、構成=内田 拓希)

 清水での公式戦出場を目指し、落合が着々と準備を進めている。6月以来、2度目となる練習参加。21日のミニゲームではDFヴァウドらと会話しながら、持ち味である両足での丁寧なパスでアピールした。

 「前回はクラブハウスでの動き方も分からなかったですけど、今はサッカーに集中できている。(練習の印象は)個々の技術が高くて、判断も早い。パスのコントロールや質をもっと上げないと」

 昨年からコンタクトを受けていた清水の正式オファーを受け、5月26日に内定が発表された。

 「最初に声をかけてくれたチームに行くと決めていました。来年の目標は開幕スタメンです。去年は(山原)怜音くんが強化指定選手として試合に出ていたので、そこも狙っていきたい」

 関東1部の法大で副主将を務め、21年には全国Vも経験した。世代屈指のセンターバックだが、入学時は高校時代とのギャップに苦しみ「サッカーを辞めようと思った」ほど追い詰められていたという。

 「初めての寮生活で精神的にも苦しかったし、ピッチでもレベルの差を感じていた。例えば(日本代表FWで2学年上の)上田綺世さんとは身体能力の差がありすぎて、『この人にはどうやっても勝てないんじゃないか』と思わされるくらいだった」

 スター軍団に必死に食らいついていた大学2年時に、“転機”が訪れた。

 「へんとう炎で手術をした際に、食事が取れなくて8キロ痩せた。上半身重視のトレーニングで限界を感じていたんですけど、病気をしたことで無駄な筋肉がなくなった。下半身からつくり直したら体のバランスが取れて、3年生の時は別人のようなプレーができるようになりました」

 憧れてきたプロの舞台にたどり着き、大きな夢を胸に秘める。

 「日本代表や海外でプレーしたいという目標はある。でも、高みばかりを目指すと自分を見失うので、目の前のことをしっかりやっていきます」

 新潟U―15や法大でも袖を通してきた「オレンジ」ユニホームで、プロとしての一歩を踏み出す。

 「サッカーを始めてからずっとオレンジなので、縁があるのかなと思っています。最大限の力を出してチームのために戦います。サポーターの方には、応援していただけるとうれしいです」

 ◆落合 毅人(おちあい・たけと)2000年4月27日、新潟県出身。22歳。小学2年時にサッカーを始める。新潟U―15、新潟明訓高を経て法大。21年に総理大臣杯優勝。全日本大学選抜に選出。185センチ、80キロ。趣味はツーリング。

 ◆流経大FW斉藤、早大DF監物も来季加入が内定済み

 〇…FW斉藤聖七(流経大4年)とDF監物拓歩(早大4年)も来季加入が内定済みだ。斉藤はスピード豊かなドリブラー、監物は188センチの大型センターバック。ともに清水ユース出身で、18年ユース選手権の優勝メンバーだ。大学進学後は落合も含め、関東1部でしのぎを削ってきた。落合は「いいライバルとしてやっていきたい」と闘志を燃やしている。

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