B1仙台がB2福島に逆転勝ち、藤田HC「優勝目指す」2800人ブースターに誓った

スポーツ報知
第3Q、ダンクを決めた89ERSのバーレル

▽プレシーズンマッチ 仙台89ERS 73(17―22、11―12、25―11、20―16)61 福島ファイヤーボンズ(24日、ゼビオアリーナ仙台)

 B1仙台89ERSは24日、プレシーズンマッチでB2福島ファイヤーボンズと対戦し、73―61で勝利した。第2クオーター(Q)までは相手に主導権を握られる苦しい展開。それでも第3Qで自慢の堅守からペースをつかみ逆転した。10月1日の京都とのB1開幕戦(京都市体育館)に向け、仕上がりは上々だ。

 仙台の選手らは、本拠地に駆け付けた約2800人の観客と、勝利の喜びを分かち合った。B2福島ファイヤーボンズに73―61で逆転勝ち。藤田弘輝ヘッドコーチ(36)は「プレシーズンゲームで、これだけお客さんが入ってくれると思わなかった。いいゲームができて良かった」とかみ締めた。

 第1クオーター(Q)の開始から3分は、相手を無得点に抑えた。第1Q、残り5分47秒の時点では7点をリード。だが、ここから相手の堅守に大苦戦。ボールを保持している選手が、複数人から密着マークを受けてパスミスを連発。第2Q途中では、最大で11点を追う展開となった。

 第2Qを終えた時点で28―34。苦しい展開となったが、第3Qから本領を発揮した。相手のお株を奪うような体を張った守備で攻撃を阻止。攻撃では運動量を惜しまず、密着マークをはがした。攻守とも全員が最後まで足を止めることなく、勝利をもぎ取った。

 屈辱の敗戦を糧にした。前哨戦となる「TOHOKU CUP 2022」(16日、秋田・CNAアリーナ☆あきた)1回戦では、B3の岩手ビッグブルズに66―73。指揮官は「調子に乗っていた。一番いけない負け方で負けた」と振り返る。

 ただ格下に敗れたことを無駄にはしなかった。「自分たちがどう戦わないといけないかを気付かせてもらった」と藤田HC。この日の試合直前、選手に求めたのは「全員が一丸となって40分間戦うこと」。どんな相手にも常に全力を出し切ることを求めた。

 指揮官のゲキに応えるように、一丸となっての逆転勝ち。B3岩手戦の反省をきっちり生かした。攻撃での連携など不安はあるが、全員が戦う覚悟を示した意義は決して小さくない。試合後、指揮官はブースターの前で「やるからには優勝を目指す」と力強く誓った。開幕に向けてあと1週間。ぬかりなく、最後の仕上げに臨む。(高橋 宏磁)

 ◆福島ファイヤーボンズは前半狙い通りも

 ○…自慢の堅守で相手の攻撃を封じ、第2Q途中までは狙い通りの展開。だが第3Qで逆転を許すと、追いつくことはできなかった。佐野公俊HCは「勝利を届けることができなかった。途中からいいディフェンスができなかった。仙台さんに、アジャスト(対応)されて、改善できないままゲームが終わってしまった」とガックリ肩を落としていた。

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