◆フィギュアスケート ▽中部選手権 第2日(24日、愛知・邦和みなとスポーツ&カルチャー)
男子フリーが行われ、ショートプログラム首位発進の山本草太(中京大)が、159・68点、合計253・80点で3連覇した。
ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」を演じ、冒頭に挑んだ4回転フリップは惜しくも転倒となったが、4回転サルコー、4回転―2回転の連続トウループは成功。後半の4回転トウループは着氷こそ乱れたが、フリーで初めて4回転3種4本に挑戦した。「収穫を得られたのはすごく良かったと思う。今回の試合は挑戦したいって思いで臨んで、フリップに挑戦できたのも収穫」と語った。
次はいよいよ国際大会で、GPシリーズのフランス杯、NHK杯に出場する。今後のフリーの構成については「フリップは確率が上がったら入れますけど、無理しなくてもいいのかなと思った。4回転3本でも十分に高得点狙えると思うので、しっかりと完成させていきた」と話し、「GPシリーズで表彰台を目指したい。しっかり最後まで、プログラムを磨いていけたらなというふうに思います」と意気込んだ。