大谷翔平 ベーブ・ルース超え14勝目!記録ラッシュ日本人4人目200奪三振に「ダブル600」も

スポーツ報知
大谷翔平(ロイター)

◆米大リーグ ツインズ2―4エンゼルス(23日・ミネアポリス=ターゲット・フィールド)

 【ミネアポリス(米ミネソタ州)23日(日本時間24日)=一村順子】エンゼルス・大谷翔平投手(28)が敵地・ツインズ戦に「3番・投手・DH」で先発登板し、6回途中3安打2失点で14勝目(8敗)を挙げ、「13勝&11本塁打」だった1918年のベーブ・ルース(レッドソックス)を投打で超えた。日本人4人目のシーズン200奪三振も達成。今季は残り2登板が予定される中、規定投球回到達へ9イニングと迫った。

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 雨にも寒さにも負けず、大谷は粘りの投球を見せた。初回に3四死球を与えて失点するなど今季ワースト7四死球で、ストライク率も最低の53%と苦戦した。試合開始時の気温は12度。雨も降り続けてマウンドは荒れ、ボールも思うように握れず制球力を欠いた。「(左足の)踏み場がちょっと難しかった。そこらへんは慣れるしかない。これから先もあることだと思うので、いい経験になった」。6回途中2失点での14勝目をホッとした表情で振り返った。

 苦しんだ末、二刀流の偉業を証明する記録ラッシュが生まれた。4回にこの日4つ目の三振を奪い、シーズン200奪三振。日本人では野茂(4度)、松坂、ダルビッシュ(4度)に次ぐ到達に「奪三振能力はひとつの強みだと思うので、1年間を通してここまで来られているのはいいこと」。さらに「30本塁打&200K」はメジャー史上初の快挙となった。

 600打席に立ち、延べ600人の打者と対戦した「ダブル600」も1900年以降では初。ベーブ・ルースが1918年に「13勝&11発」で唯一「ダブル2ケタ」を達成した記録を、「14勝&34発」と投打双方で上回った。1点リードの7回には9試合連続安打となるダメ押しの中前適時打。大谷の白星を、大谷のバットが後押しした。

 今季最後のターゲットは「ダブル規定」。この試合で5回0/3を投げたことで、規定投球回には残り9イニングとなった。チーム最終戦を含め、残り2度の先発登板を予定。ジャッジとのMVP争いも注目されるが、ネビン監督代行は「サイ・ヤング賞候補に名前が入ってくると思うし、議論されるべきだ」と猛プッシュ。投打でルースを超え、「去年のシーズンよりもいいシーズンになっている」と話していた充実のシーズンがラストスパートに入る。

 ◆大谷に聞く

 ―雨が降っていて苦労したことは。

 「コマンド(制球)ですかね。ストライク率(53%)を見ても分かる通り、(ストライクゾーンに)アタックできていないところが四球につながっている」

 ―寒さの影響は。

 「寒さはなかったですね。雨はグリップ力も、足場の問題もそうですけど、ちょっと自分の思い通りにいかない部分だった」

 ―200奪三振に到達。

 「大きい数字だと思うので、安定して投げられてきているのが一番いいところかなと思う」

 ―野茂、松坂、ダルビッシュに並んだ。

 「大きい節目の数字なのですごい光栄ですし、ただ今日みたいな四球を多く出して奪三振を取るタイプは、目指しているところではない。奪三振をとりながら、なおかつ四球を出さないのが一番大事だと思う」

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