大谷翔平は「どうにもならない日」でも勝てて200Kの記録達成…高橋尚成氏「運の良さ。持ってる男」

スポーツ報知
大谷翔平

◆米大リーグ ツインズ2―4エンゼルス(23日・ミネアポリス=ターゲット・フィールド)

 通年でローテを守っていると、どうにもならない日が、年1、2回ある。きょうの大谷はその日。寒さと雨が原因で、今季生命線としているスライダーが、最後まで修正できなかった。

 いつもは、この日より20度ぐらい暖かいアナハイムで投げているだけに、指先の感覚も悪かったはず。さらにフォームにも変化が出た。「寒い」って感じる時、肩が上がって体が縮こまるでしょ? この状態で投げれば、肩甲骨が上がってるから、肘は上がってこない。これがスライダーの制球に影響した。いい時の肘の高さとの差は、ほんの数センチ。それでも18.44メートル先では10~20センチの差になる。この日は7四死球。打たれるところが全部四球になった感じだった。

 三振を多く奪えるような調子でもないのに、結局7つ奪って、今季200奪三振をマークするのは正直、すごい。さらに6回、1死も取れずに満塁のピンチで降板も、後続が抑えて白星も手にした。これは大谷の運の良さ。持ってる男です。

 今回悪かったことは、次回登板にはプラスに働く。何しろ修正能力が高いから。次の登板は9回完投で、規定投球回達成を決めるかもしれない。(野球評論家・高橋尚成)

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