J1磐田、大久保グラウンドで今季初の全体練習公開 10・1静岡ダービーへMF古川陽介「全てを懸けて戦う」

サポーターが見守る中で軽快な動きを見せた磐田MF古川
サポーターが見守る中で軽快な動きを見せた磐田MF古川
磐田イレブンに熱視線を送るサポーター
磐田イレブンに熱視線を送るサポーター
ウォーターシャワーで誕生日を祝福された磐田の中山雅史コーチ(中央)
ウォーターシャワーで誕生日を祝福された磐田の中山雅史コーチ(中央)

 J1ジュビロ磐田が23日、大久保グラウンドでは今季初めて一般見学者を入れての全体練習を行った。上限80人の中で集まった66人のサポーターが熱視線を送り、J1残留に向けてイレブンにパワーを注入した。来月1日の清水との「静岡ダービー」(午後2時・アイスタ)へMF古川陽介(19)は「ジュビロも僕もラストチャンス。全員が全てを懸けて戦う」と気合を入れた。

 磐田サポーターの“全力応援”を力に変える。大久保グラウンドでは、昨年4月13日以来528日ぶりに全体練習を公開。雨の中駆けつけたサポーターの前で一列に並びあいさつをしてから練習を開始。大久保グラウンドでは初めてサポーターが見守る中で練習したMF古川は「違った空気感でやれた」。ゲーム形式では左サイドを切り裂き、8日後に控えるダービーマッチへ絶好調をアピールした。

 「ここで爪痕を残さなかったら今シーズンはない」。悲壮の覚悟で臨んだ前節のC大阪戦(2△2)は、後半39分に途中出場。その4分後のファーストプレーで見せ場をつくった。相手DFをかわし左サイドをグイグイと駆け上がり、DF松原后(26)のクロスバー直撃のシュートを演出するなど、わずか6分の出場時間で存在感を見せつけた。

 「縦の勝負だった。スピードに乗った時に相手を置き去りにできる自信があった」。欠かさずに取り組んできたウェートトレや体幹トレによって、空いたスペースへの踏み込む力が強化された。持ち味の前への推進力が磨かれ、試合後には松原から「俺ら絶対にいい関係を築ける」と評価を受けた。渋谷洋樹監督(55)も「(古川と松原で)左サイドを制覇してほしい」と新コンビに期待を込めた。

 J1残留へファンも後押しする。親子で駆けつけた大のジュビロファンの水谷嘉宏さん(35)と嘉暢(かのん)くん(11)は「点をたくさんとってほしい」と応援。古川は「来年につなげるためにも残留はマスト」と話し「まずはダービーに絶対勝つ」とサポーターと勝利を分かち合うことを誓った。

(森 智宏)

 〇…DF大井健太郎(38)が「頭が下がる思い」とサポーターへ感謝した。今季の一般公開は、1月11日のヤマハスタジアムで行われた始動日の全体練習と鹿児島キャンプのみ。コロナの影響で非公開での練習が続いていただけに、プロ20年目の大ベテランも「(サポーターに)良い格好をしようと頑張った」と人一倍に声を張り上げ汗をかいた。「ダービーに勝つことで、残り4試合のパワーもより一層上がってくる。残留に向けて良い足掛かりにしたい」と必勝を期した。

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