クラブとサポーターの一体感で入った“グッドサイクル”…三上大勝代表取締役GMのコンサ便り

スポーツ報知
サポーターへの感謝も口にした三上代表取締役GM(2日撮影)

 前回のコラム(8月27日)、クラブHPでの声明発表(同28日)の一連の流れの中で、こちらが思っていた以上に多くの反響があった。「ミシャ(ペトロヴィッチ監督)とともに残りシーズンを戦っていく」という決意に対し、「そういうことが初めて聞けたから一緒にやっていこう」「クラブが覚悟を決めたなら応援するだけ」など、ありがたい声をたくさん頂いた。「何考えてんだ」という声ももちろんあったが、少なくとも「どうなんだ?」と思っていた人たちが同じベクトルを向く、大きな要素になったと感じている。

 その後の9月3戦では、札幌ドームでの今季初2連勝(2日=2〇1C大阪、11日=4〇0磐田)を含め、勝ち点7を積み上げることができた。一体感を持ってやっていこうと方向性を示した中で、サポーター含め、みんながそこに向かってやってくれた。力強い声出し応援もそうだし、横断幕(磐田戦前日の10日には試合で使う横断幕をサポーターが宮の沢に掲げた)もそう。ミシャも磐田戦後の会見で話していたように、雰囲気づくり、後押しへの感謝は選手、スタッフも全員が強く持っている。クラブとしても非常にありがたく、うれしいことだ。

 25日には、3年ぶりに「サポーターズデーin宮の沢」も開催できる。コロナ禍前には、年1回とはいえ、我々の練習場所が、多くの笑顔を生むコミュニケーションの場になっていた。そんな光景をまた見られると思うと、私自身も楽しみだし、ワクワクしている。現状でまだ何も勝ち得ていないし、(MF深井)一希の右膝前十字じん帯断裂もあったが、チームとしてけが人もだいぶ復帰して、戦力も充実してきた。みなさんの「声」を直接受けられる機会も増え、“グッドサイクル”に入ってきていると感じる。今季の目標が残留というところになったのは申し訳ないが、いち早く、確実に決めていけるように。クラブ、サポーター、お互いの気持ちや立ち位置をさらに近づけながら、より一層の一体感を持って、残りのシーズンを戦えたらと思っている。(株式会社コンサドーレ代表取締役GM 三上大勝)

 ◆三上 大勝(みかみ・ひろかつ)1971年9月17日、室蘭市生まれ。室蘭大谷高、札幌大を経て、94年から2年間、当時JFLのNEC山形でプレー。ポジションはDF。99年に当時の札幌の運営会社「北海道FC」入社。00年から強化部スカウト。07年に強化部長に就任し14年からGMを歴任。同年から一般社団法人コンサドーレ北海道スポーツクラブの代表理事も務めていた。今年1月、コンサドーレの代表取締役GMに専任となった。

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