【ロッテ】「絶対バットに当ててやろうと」高部瑛斗が弟の命日に執念の勝ち越しタイムリー 3位・楽天と1・5差

スポーツ報知
延長10回1死一、二塁、右中間に勝ち越し適時二塁打を放つ高部瑛斗(カメラ・石田 順平)

◆パ・リーグ ソフトバンク3―6ロッテ(23日・ペイペイドーム)

 ロッテが延長10回に高部瑛斗外野手のタイムリーで勝ち越しに成功し、首位・ソフトバンクに粘り勝ち。3位・楽天に1・5ゲーム差に迫った。 

 チームは1点を追う9回1死から中村奨の12号ソロで同点に追いつき延長戦へ。今季、対戦打率1割2分9厘と抑えられているモイネロからの主将の起死回生の同点弾に「中々打てないモイネロから同点にできたので、もしかしたらなんとかなるんじゃないかなって気持ちはありました」と高部。そして同点で迎えた10回1死一、二塁。嘉弥真の変化球を捉え、右中間を破る走者一掃の2点適時三塁打。「絶対バットに当ててやろうと思ってました」。これが決勝打となり、チームの優勝消滅を阻止した。

 初回と4回には自身の走塁ミスもあり「もちろん取り返したいと思って打席には入った。でも8回の打席で(チャンスで)凡退していた。そこで僕が打ててれば1点入って勝ってたと思うので、最後の打席は次こそはと思って入りました」と執念の一打だった。

 

 3年目の今季は中堅手のレギュラーに定着し、ここまで12球団トップの42盗塁、打率2割7分9厘といチームをけん引している。「試合が進むに連れてのプレッシャーじゃなくて、試合が始まった頃からずっと同じようなプレッシャーの中でできてるのがいいことだと思う。今大事な試合だけど、やることは変えずに同じ気持ちで臨めている」。

 お立ち台に上がった高部は少しホッとしたような表情だった。この日は16年秋に急性白血病により16歳という若さで他界した弟・晴斗さんの命日。家族の力も背中を押したのかもしれない。

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