【阪神】佐藤輝明 左打者初新人年から2年連続20号「まだまだ打ちたい」チーム救う一発で4位タイ浮上

スポーツ報知
6回無死二塁、佐藤輝明が追加点となる右越え2ラン本塁打を放つ(カメラ・渡辺 了文)

◆JERAセ・リーグ 広島3―7阪神(23日・マツダスタジアム)

 勝利をたぐり寄せる一発で、CS出場へ崖っぷちの虎を4位タイに引き上げた。2点リードの6回無死二塁。佐藤輝明内野手はフルカウントから7球目、中崎の内角144キロ直球を迷いなく振り抜いた。4試合ぶりの一発は右翼席上段の「広島銀行」の看板を直撃する2ラン。球団では1969、70年の田淵幸一以来、NPBの左打者では初となる新人年から2年連続の20本塁打を記録した。

 「そういう記録になって、うれしい気持ちがあるけど、まだまだ打ちたい。負けられない戦いが続いている。一発が出て良かったです」。バッターボックスで20号を見届けた怪物は、ゆっくりとダイヤモンドを回った。矢野監督は「もっとスケールのでかい打者になれる可能性がある。本塁打争いをする打者になってもらいたい」と期待を寄せた。

 近大2年時、愛媛・松山市での日本代表候補合宿に参加した。直前に肉離れをしたが、治療に通い、何とか試合にも出場。医者からは完治するまで「ダッシュ禁止令」が出ていたが、佐藤輝はお構いなしに内野ゴロでも猛ダッシュした。試合に勝ちたいという気持ち、負けず嫌いな性格は今も変わらない。土俵際のチームを会心の一撃で救った。

 広島との直接対決を制し、連敗を4でストップ。4位でコイと並び、3位・巨人にゲーム差1・5で食らいつく。「もう全部勝って。できるだけのことはしたい」と主砲。残り3試合もバットでけん引する。(森脇 瑠香)

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