千葉開が2度目の挑戦で東洋太平洋新王者に 「夢のような瞬間だった」

東洋太平洋バンタム級タイトル戦 7回、栗原慶太を攻める千葉開(右)(カメラ・矢口 亨)
東洋太平洋バンタム級タイトル戦 7回、栗原慶太を攻める千葉開(右)(カメラ・矢口 亨)

◆プロボクシング 「あしのジョー メモリアル2022」▽東洋太平洋バンタム級(53・5キロ以下)タイトルマッチ12回戦 〇同級12位・千葉開 (12回TKO) 王者・栗原慶太●(22日、東京・後楽園ホール)

 日本マンガ史に残る名作を記念した「あしたのジョー メモリアル2022」のメインは東洋太平洋バンタム級タイトルマッチ。同級12位の千葉開(横浜光)が王者・栗原慶太(一力)に12回TKO勝ち。新王者となった。栗原は初防衛に失敗。

 戦績は千葉が15勝(9KO)3敗、栗原が16勝(14KO)7敗1分け。

 4回終了時点でジャッジ3人が37―39とつける劣勢の展開に千葉が反撃した。6、7、8回とポイントを奪い、8回終了時点で76―76×3とイーブンに戻すと、その後も攻撃の手を止めない。8回に栗原の強打で左目上をカットしたものの、ひるまずに手を出し続けた。そして最終12ラウンド、左右フックを上下に打ち込み、さらにパンチをまとめたところで王者が棒立ちに。危険を察したレフェリーが試合を止め、千葉が2度目のタイトル挑戦で王座を獲得した。

 「ボクシングを始めた時からベルトを巻くことが夢だった。ボクシングをやってきた証としてベルトを巻くことはやはり違うと思う。夢のような瞬間でした」と千葉。昨年5月の東洋太平洋王座決定戦で、中嶋一輝(大橋)に判定で敗れた。「今回、2度目の挑戦だったが、結果にかかわらず、最後の挑戦、と思ってやってきた。1日、1日を最後と思ってやってきたので、変なプレッシャーはなく、ワクワク感を持って試合を迎えられた」という。千葉は「地道にやっていくことが大事。もっと上を目指したい」と意欲を見せた。

スポーツ

個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請
×