THE RAMPAGE・川村壱馬インタビュー ロングバージョン<3>

スポーツ報知
インタビューに応じたTHE RAMPAGEのボーカル・川村壱馬(カメラ・竜田 卓)

 THE RAMPAGEのボーカル・川村壱馬(25)が主演する映画「HiGH&LOW THE WORST X」(平沼紀久監督)が絶賛公開中だ。19年公開の前作に続くシリーズ最新作で、韓国のアイドルグループ・NCT 127の中本悠太(26)やBE:FIRSTのRYOKI(23)ら人気ボーイズグループのメンバーも出演しており「まさか一緒にできると思わなかった」と振り返った。来月には映画「貞子DX」(木村ひさし監督)の公開が控えるが「ホラー映画は大チャンスと思った」とも。デビューまでの苦労やメンバーへの思い、ソロデビューへの決意など聞いた。(ペン・国分 敦)

 <2>からつづく

 * * *

 ランペイジの新曲「THE POWER」(7日発売)は映画の主題歌になっている。自身の主演作だけに相当熱も入っているようだ。

 「やっぱり、懸ける思いの熱さやベクトルはちょっと違いましたね。でも最初、葛藤もあったんですよ。今回は曲先で最初は歌詞が上がってない状態で仮の音源だけを聴いたんですが、勢いでいったら前作の主題歌『SWAG & PRIDE』の方があるなみたいな。疾走感に欠ける感じがしてちょっと不安だったんです。ただ歌詞が上がってきた時に、すごく前向きっていうか先を見据えているような感じがしました。映画にリンクしたような骨太で一発の重さみたいな力強さがある詞で…。あと僕らランペイジが、映画や主題歌もとともに成長したような感覚で捉えるできました」

 ―作詞にも積極的に取り組んでいるが、今回は提案はしなかったのか。

 「出しました。基本的に普通の時の楽曲もそうですけど、これってタイミングが難しいんですよ。歌詞もそうですが、自分らが出したいテイストの楽曲もできなくて…。音楽に関しては自由度でいったら、99%ないいぐらいの感じなんですよ。普段の環境はいいですけど、楽曲に関して言うとね…。あれっ、これってただの文句になっちゃってませんか(笑い)。まぁ、日頃かいろいろあるんです。ラップはやらせてもらったりとかはありますけど、ボーカルが3人いるんで、そこのバランスとか…。そこに大人の事情みたいのが入ってきて本当に面倒くさい。『別に先やってもいいじゃん。やりたいヤツがやればいいじゃん』みたいな感じではあるんですけどね。くだらない理由でいろいろ止まったりするんですよ」

 10月にはホラー映画「貞子DX」(主演・小芝風花)の公開が控える。これまで川村が出演したのは「ハイロー」シリーズに「プリンス・オブ・レジェンド」など。LDHがかかわった作品で、今回が“アウェー”作品となる。しかも小心者で女たらし。楓士雄と180度違った役を演じている。

 「オファーが来た時には自分の中で大チャンスだと思いました。やっぱりアウェー作品に出たかったですからね。これまで出てたのはキラキラものだったりヤンキーものだったり。自分にはまっているキャラクターや作風の作品をやるのは簡単だと思うんですよ。でも僕がホラーに出るなんて自分自身も頭の中にホラーの“ホ”の字もなかったぐらい、一切想像していなかった。真逆のイメージをやれることに興奮しました。『貞子』(シリーズ)は見てはなかったんで、役をいただいてから重要なところは見ました」

 以前、映画出演するに当たり、HIROから「アウェーの現場。覚悟しておいた方がいい」とアドバイスを受けていたそうだが…。

 「『プリンス―』や『ハイロー』の時、LDHの外から参加してくれた役者さんが『こんないい雰囲気の現場ないよ』みたいな感じでおっしゃっていて、自分も『アウェーってのは違うんだろうな』って、その覚悟で臨んだんです。けど、なんか洗礼を受けていないと感じるぐらい楽しかった素敵な現場でした(笑い)。洗礼は別にして、勉強になった点は多々ありました。お芝居に関していうと、今まではイージーにやってきた部分はあったんですけど、今回は監督さんから『こういう風にやってみて』ってオーダーをたくさん頂きました。周りの方からは『あまりオーダーとか出さない監督だから、いろいろできると期待していっているんだよ』っておっしゃっていただきました。密にコミュニケーションをとっていただいて(演技の)引き出しを増やしていただいたというか、木村監督に勉強させてもらいました」

 ―アウェーの現場で他に気になったことはあったか。

 「座長の小芝さんが素晴らしかった。当たり前のことなんでしょうが、スタッフさんの名前をちゃんと覚えてくるとか、座長としての振る舞い、姿勢自体が完璧で『この人、素敵な人だな』って。もうリスペクトですね。年も僕が一個上ぐらいで同じ大阪出身ということで、合間の時間に控室とかでふざけたり、遊んでたりとかもありましたが、やるっていう時にはスイッチ入るというか。『貞子DX』の方が先に撮っていたので、座長としての意識、そんな部分を『ハイロー』に持って行かせてもらいました」

 <4>へつづく

 ◆川村 壱馬(かわむら・かずま)1997年1月7日、大阪府出身。25歳。中学時代にEXILE・TAKAHIROに憧れて歌手を目指す。2014年4月「ボーカル・バトル4」に合格しTHE RAMPAGEのボーカル候補に。同年9月に正式メンバーとなり、17年1月「Lightning」でデビュー。4枚目のシングル「100degrees」でラップパートの作詞を手掛ける。18年、日テレ系「PRINCE OF LEGEND」で俳優デビュー。19年には映画「HiGH&LOW THE WORST」で初主演。特技は空手。身長170センチ、血液型B。

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