THE RAMPAGE・川村壱馬インタビュー ロングバージョン<2>

スポーツ報知
インタビューに応じたTHE RAMPAGEのボーカル・川村壱馬(カメラ・竜田 卓)

 THE RAMPAGEのボーカル・川村壱馬(25)が主演する映画「HiGH&LOW THE WORST X」(平沼紀久監督)が絶賛公開中だ。19年公開の前作に続くシリーズ最新作で、韓国のアイドルグループ・NCT 127の中本悠太(26)やBE:FIRSTのRYOKI(23)ら人気ボーイズグループのメンバーも出演しており「まさか一緒にできると思わなかった」と振り返った。来月には映画「貞子DX」(木村ひさし監督)の公開が控えるが「ホラー映画は大チャンスと思った」とも。デビューまでの苦労やメンバーへの思い、ソロデビューへの決意など聞いた。(ペン・国分 敦)

 <1>からつづく

 * * *

 今作では前作より仲間意識が強いストーリーの中、楓士雄の成長した姿が描かれている。役作りで苦労したところはあったのだろうか。

 「見た目でいうと、前作の楓士雄は筋肉もある程度ついていてプクッとしてる状態でしたから、ガッツリ食べてトレーニングしてっていう筋肉をつけました。内面でいうと今回、楓士雄がちょっと微細な動きもあるんですね。劇中で彼らしからぬ落ち込みをするじゃないですか、高城司(吉野北人)が拉致されて『俺じゃなかったのか、鬼邪高のアタマは…』って。落ち込んでどっかに行ってみたいな。結局本人は『本当に強いヤツって何だろう』っていうのを追い求めているけど、子供っぽさがあった前作とはちがって、より本質を求めるようになったというか、一回り成長した楓士雄になっています(笑い)」

 ランペイジからは陣、藤原樹、長谷川慎が新しくキャスティングされた。藤原とはタイマンのシーンは迫力があったが…。

 「陣さんはすごい芝居に向いてそうだなと思って、あの結構勧めていたんですよ。最初から全然心配はしてなかったんですけど、今回がっつり映像に出るのは初めてだから、どうなるんだろうっていう感覚もありました。試写で見させてもらってすごいハマっててよかったです。樹とはタイマンは面白かったですよ。彼が一つ年下でちょっと緊張してる感じも見えつつも、お互いケガしないように声をかけあって息合わせながらやりましたし、本番もすんなりいっていい映像になりました。一番時間がかかったのは北人とのシーン。2人が座って話をする場面なんですけど、そこで北人の訛りが出て…。かなりテイク重ねました。こっちは全然気にしていないのに『ごめん、ごめん』って謝っていました」

 ラオウ役の三上ヘンリー大智(26)は現役の格闘家だけに、迫力も違っていた。

 「彼とは同い年なんですけど、ガチいいですよね。前作のラストにラオウの名前が挙がっていたから『どんな人が来るんだろう』って、めちゃくちゃ気にしていました。この年代の俳優さんで誰がラオウにふさわしそうな人いるのか。自分でもガッツリ調べましたが結局、いい人が出てこずで…。キャスティングしたのはたぶんHIROさんでしょうが、本当にすごい配役だったと思います。彼も俳優経験はなかったけど、ラオウ役にすごいハマってました。強くてきれいな顔しつつもイカつい顔もできますからね」

 自身も空手を11年やっている有段者だけに、格闘家として琴線に触れる部分があったようだ。

 「彼と初めて会った時に話をしていて『ラオウって彼しかいなかったなあ』っていうのはもう確信しました。格闘技に関しては、僕も黒帯で(人に)教えるほどとはいっても、彼に比べたらもう全然アレなんで。同じ格闘技をやっているだけでおこがましいぐらいなんですが、何かしら共通の話題もあったりはします。中身もすごくいい奴というところで、ひかれた部分は多かったですね」

 3作目でラオウとの対決も期待できるが、続編に向けて複雑な思いもあるようだ。

 「次の作品があれば、ラオウともね…。それこそ前作のときは(続編が)ある聞かされていましたが、今回は公開まで来ましたけど、次作があるとはまったく一つも聞かされてなくて、もしかしたら『このままっていうこともあるのかな』みたいな気も…。前作はエンドロールの後も続きそうな雰囲気アリアリだったじゃないですか。今回は楓士雄が須嵜(中本)と天下井(RYOKI)に『(タイマンの順番待ちの)整理券やったから』っていう下りがありけど、あれって別に続編がなくておかしくないような終わり方なんだなって気もします」

 ―続編はやりたいのか。

 「僕としては全然やりたいですよ。それも話が面白ければですが…。むやみに続けるならばここで幕を引いてもいいかな~、それも台本次第。僕とかは周りとの関係値含めベースが出来上がっているからやりやすいんだけど、次世代(を背負うメンバー)にどれだけポテンシャルがあるのかもポイント。正直、今回新しく出た人とか目立った人がいかに頑張れるか。そういうのもあると思います」

 <3>へつづく

 ◆川村 壱馬(かわむら・かずま)1997年1月7日、大阪府出身。25歳。中学時代にEXILE・TAKAHIROに憧れて歌手を目指す。2014年4月「ボーカル・バトル4」に合格しTHE RAMPAGEのボーカル候補に。同年9月に正式メンバーとなり、17年1月「Lightning」でデビュー。4枚目のシングル「100degrees」でラップパートの作詞を手掛ける。18年、日テレ系「PRINCE OF LEGEND」で俳優デビュー。19年には映画「HiGH&LOW THE WORST」で初主演。特技は空手。身長170センチ、血液型B。

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