【オールカマー】ソーヴァリアント、負傷明けでも仕上がり絶好 GOサインに即座に反応、ラスト11秒6

鋭く反応して加速するソーヴァリアント(左)
鋭く反応して加速するソーヴァリアント(左)

◆オールカマー追い切り(22日・美浦トレセン)

 第68回オールカマー・G2(25日、中山=1着馬に天皇賞・秋の優先出走権)の追い切りは出走馬が確定した22日、東西トレセンで行われ、9か月半ぶりに復帰するソーヴァリアントが美浦・Wコースでの最終追い切りで絶好の仕上がりを見せ、大きな上昇カーブを描いた。

 ロジペルレスト(7歳オープン)を9馬身追走。3角で1馬身差まで一気に詰め、直線に突入した。「今日は(馬の)上で促さないで、手綱を緩めたらどのくらい伸びるのか確認するだけ」と大竹調教師。馬なりでも抜群の推進力で前に出ると、GOサインに即座に反応し、ラスト2ハロンは12秒2―11秒6で一気にストライドを伸ばして、2馬身先着した。6ハロンは83秒5をマークし、「前走と同じくらい(508キロ)で行けるんじゃないか」と馬体も仕上がっている。

 昨年12月の前走、チャレンジCは1000メートル通過62秒9という超スローペースを、2番手から上がり3ハロン最速タイの33秒9の末脚で一気に抜け出し、重賞初制覇。新星誕生を予感させたが、その後、右後肢の骨折が判明し、春を棒に振った。ようやく復帰する4歳馬に、「過去一番といっていい状態で帰ってきた」とトレーナー。初コンビの川田が騎乗した1週前追い切り時も好感触を口にしていたが、この日も「状態いいですよね。極めて健康な状態」とさらに自信を深めた様子だった。

 勝てば次は天皇賞・秋(10月30日、東京)でのG1初参戦が見えてくる。「これからG1に向かうのであれば、このレースが物差しになると思います」と大竹師。中山の2200メートルは昨年のセントライト記念を含めて〈2〉《1》〈2〉着。天性の素質に、負傷明けを感じさせない動き。陣営は実績馬相手でもいきなり通用するだけの手応えを持っている。(恩田 諭)

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