荒川静香さん「フィギュアは年齢とともに醸し出せるものが変わっていく」 13歳島田麻央にもエール

スポーツ報知
(左から)AYA、荒川静香さん、樋口新葉

 フィギュアスケート女子で2006年トリノ五輪金メダリストの荒川静香さん、2月の北京五輪団体銅メダリストの樋口新葉(明大)、フィネットネスモデルのAYA22日、青学大でプーマ主催の特別課外授業にゲスト講師として登壇した。「SHE MOVES US~私たちが今を変える」をテーマに、青学大の女子学生や陸上競技部員の質問にも答えた。

 フィギュアスケートではシニアの国際大会に出場できる年齢が15歳から17歳に段階的に引き上げられる。24歳のときに五輪で金メダルを獲得した荒川さんは「若い選手が大きな大会で勝つことが昔から多かった。15、16歳で頂点を極めた選手が、その後キャリアを積んだかというとそうではなくて。そこに至るまでに体や精神を酷使し、それ以上進むことができなくなってしまった選手が多かった」と指摘。

 年齢制限の引き上げについて「医学的な体への負担だけじゃなくて、アスリートとして成熟する前にキャリアを終えてしまう選手が多かったことも要因としてはあるのかなと感じている」と述べ、続けた。「フィギュアは年齢とともに経験してきたものがにじみ出る、醸し出せるものが変わっていく良さもある。アスリートとしていろんな観点から向き合っていくスポーツで、それが競技にも反映され、生き様みたいなものが表れる」。

 4回転ジャンプを跳ぶ13歳の島田麻央(木下アカデミー)は年齢制限の変更で2026年ミラノ・コルティナダンペッツォに出場できない。「島田麻央ちゃんは21歳が初めての五輪となると、そこで大きく選手の運命は変わることは変わる。でも21歳までやると、積み上げてきたものの良さがある。(五輪を)何回狙えたかは変わってくるかもしれないけど、選手として長くがんばることにつながっていけば、その後の人生にまで役に立つことも多いと願っています」と話した。

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請
×