【巨人】2度の満塁も中田翔が…岡本和真が…沈黙のクリーンアップ CS進出へ残り5戦 原辰徳監督「襲いかかれ」

6回、ベンチから戦況を見つめる原監督(右は岡本和=カメラ・今西 淳)
6回、ベンチから戦況を見つめる原監督(右は岡本和=カメラ・今西 淳)

◆JERAセ・リーグ DeNA3―0巨人(22日・横浜)

 巨人がDeNA投手陣に5安打に抑えられて今季10度目の零封負けを喫し、連勝は3でストップした。「4番・一塁」でフル出場した中田翔内野手(33)が4打数無安打に終わるなど、クリーンアップ3人で計11打数ノーヒットと、本塁が遠かった。クライマックスシリーズ(CS)進出圏の3位は変わらないものの、試合のなかった4位広島とのゲーム差は0・5に縮まった。

 スコアボードに9つ目の「0」が並ぶと、原監督は表情を変えずにベンチ裏へ下がった。3点を追う9回。山崎の前にウォーカー、若林が連続三振に倒れ、最後は代打・増田陸が右飛。打線が5安打と奮わず、今季10度目の完封負けとなった。連勝は3でストップし、4位の広島とは0・5差に縮まった。

 好機で中軸が沈黙した。3回には2つの四球などで2死満塁のチャンスをもらったが、中田は真ん中寄りに入ってきた直球をはじき返すも、わずかに捉え損ねて中飛。8回にはエスコバーを攻め、相手のミスも絡んで無死満塁としながら、代わった伊勢の前に中田、岡本和が打ち取られるなど無得点に終わった。「0点ではね、やっぱり良くないですね。8回もそうだけど、全体的な部分で打ちあぐねたというところ」と原監督。DeNAが初回に4番・牧のバットで主導権を握った一方、巨人打線は3、4、5番で計11打数無安打と、この試合に限れば対照的だった。

3回2死満塁、中飛に倒れ悔しがる中田(カメラ・今成 良輔)
3回2死満塁、中飛に倒れ悔しがる中田(カメラ・今成 良輔)

 中盤から終盤にかけての失点も痛かった。0―1の6回1死では、2番手の平内が高め直球を宮崎に右翼席へ運ばれた。7回にはクロールも失点して3点ビハインド。強力救援陣を擁するDeNAだが、僅差であれば、プレッシャーのかかり方にも違いが出ただろう。前夜にプロ初の3連投解禁となった守護神・大勢がこの日はベンチ外だったため、ブルペン陣の踏ん張りどころだった。指揮官は「1点、1点、1点を積み重ねられたわけだからね。投手はそうそう責められないと思います」とフォローしたものの、ここで勝負を決められる形となった。

8回1死満塁、見逃し三振に倒れた岡本和(捕手・嶺井)(カメラ・今西 淳)
8回1死満塁、見逃し三振に倒れた岡本和(捕手・嶺井)(カメラ・今西 淳)

 試合がなかった広島を突き放し、2位DeNAにも迫るチャンスだったが、一歩後退した。それでも、9月は10勝5敗1分けで、そのうち5度が逆転勝ちと底力を見せ始めていることは確かだ。23日からは、9連戦最後となる中日3連戦(バンテリンD)が控える。原監督は「どういう状況であっても、9人のスターティングメンバーがやっぱり襲いかかるということですよね」と説いた。(尾形 圭亮)

試合詳細
6回、ベンチから戦況を見つめる原監督(右は岡本和=カメラ・今西 淳)
3回2死満塁、中飛に倒れ悔しがる中田(カメラ・今成 良輔)
8回1死満塁、見逃し三振に倒れた岡本和(捕手・嶺井)(カメラ・今西 淳)
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