【高校野球】知徳の196センチ右腕・小船翼が東海大会へ導く…23日・秋季静岡県大会準々決勝

スポーツ報知
ブルペンで力強いボールを投げ込む知徳・小船

 秋季高校野球県大会は23日、草薙・庵原両球場で準々決勝4試合が行われる。勝利校が東海大会出場に王手をかける。17年ぶりの4強を目指す知徳は196センチ、98キロの1年生エース・小船翼が今大会ここまで2試合で計15回2/3を無失点と絶好調。同じ東部地区の御殿場西を下し、歴史の扉を開くことを誓った。

 右腕から放たれるボールは、まるで天空から降ってくるようだ。知徳が誇る長身右腕の小船は「御殿場西は恐らく振ってくると思うけど、しっかりと自分のピッチングがしたい。リズムよく投げていきたいです」と表情を引き締めた。本来は19日に行われる予定だった準々決勝は雨天のため23日に順延。疲労も抜け、同地区のライバル封じの準備は整った。

 入学時ですでに192センチ。両親ともに長身で「自分もまだ伸びています」と豪快に笑う。最速は132キロにとどまるが、まだまだ体は成長途中。「この秋に135、2年生で140、3年生で150を目指したい」と具体的プランがある。初鹿文彦監督(47)は「意外にけん制やフィールディングもうまい。(巨漢だが)思った以上に動けます」と“重(オモ)ウマイ”エースに太鼓判を押す。

 今夏は「(暑さで)大変だけど挑戦してみよう」との指揮官の指令を受け、練習試合などで完投を続けスタミナがアップ。課題は制球だったが、県大会以降、杉本羚捕手(2年)と話し合い「慎重になりすぎず、ど真ん中から(結果的に)散っていけばいい」と割り切った思考法に変え、2試合でわずか1四球と急激に安定感が増したという。

 4強に入れば17年ぶり。現校名では初となる。「ベスト4ももちろんですけど、その先の東海に行きたいです」。急角度で投げ下ろす直球で真っ向勝負する。(武藤瑞基)

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