【高校野球】逆転の北見柏陽が14年ぶりの白星を狙う…秋季全道高校野球組み合わせ決定

スポーツ報知
初戦に向けて意気込む北見柏陽・秋山来斗主将

 来春のセンバツにつながる秋季全道高校野球大会(30日開幕、札幌円山、麻生)の組み合わせが21日、決まった。14年ぶり15度目出場の北見柏陽は、10月2日の2回戦で駒大苫小牧―北照の勝者と対戦。「逆転の柏陽」をテーマに掲げ、粘り強い野球で初戦突破を狙う。1日の2回戦では、函館大柏稜と函館大有斗の兄弟校がいきなり激突する。

 北見柏陽が全道の大舞台でも持ち味を見せつけ、古豪復活を狙う。

 昨秋に独立リーグなどでプレーした鈴木快監督(36)が就任。前任の豊富時代に3点リードから逆転を許し、連合チーム初の北北海道大会出場を逃した経験を糧に「逆転の柏陽」をテーマにチームづくりを進めてきた。

 終盤の粘り強さを生むため、定期的に練習メニュー表の最下部に記されるのは「ラストメニュー」の7文字。鈴木監督は「練習が終わったかと思わせといて、まだまだ続く。延長に入っても戦える心を培うため」と、あえて詳しい内容は明かさず、「腕立て祭り」や「タイヤ押し」など疲労困憊(こんぱい)の肉体を究極まで追い込むトレーニングを選手に課してきた。

 成果は試合本番で現れ、北見地区予選では3試合中2試合が逆転勝利。秋山主将が「粘り強さにつながっている」と言うように、1回戦・北見北斗戦では6点差、代表決定戦・遠軽戦では3点差を終盤に逆転し、全道切符をつかみ取った。

 2年生6人に対し、今春に1年生17人が大量入部。北見北光中時代に全国大会を経験した5人も加わり、戦力は一段と厚みを増した。これまで人数の都合で取り入れることができなかった紅白戦や走者付きのノックも行うことができ、鈴木監督は「試合慣れできているのは大きい」と手応えを口にする。

 過去には1958、68年に準優勝を経験。前回出場時の08年には2勝で8強入りした。秋山主将は「全道でも支部を勝ち上がった柏陽の野球をする。まずは1勝を目指したい」。初戦は2日。部員23人で14年ぶりの白星をつかみ取る。(島山 知房)

 〇…前回大会王者のクラークは、1日の初戦で旭川明成と対戦する。昨秋は遊撃手として全道優勝に貢献し、明治神宮大会やセンバツにも出場した新岡歩輝(2年)が主将に就任。背番号「1」を背負い、エースとしてもチームを引っ張っていく。新岡は「去年は先輩に(全国に)連れて行ってもらったので、次は自分が後輩に良い思いをさせてあげたい。2連覇目指して一戦必勝で戦う」と意気込んだ。

 〇…兄弟校対決が実現する。残り4校の時点で函館大柏稜・西村澪央翔主将(2年)が引いたのは函館大有斗の隣「6」番のくじ。春秋の全道大会と夏の南北海道大会を通じて初の顔合わせとなったが、「自分たちの野球をやるだけ」と函館大有斗・ジョンソン寿蓮主将(2年)。新チームによる両校の練習試合で0勝3敗と負け越している西村主将は「練習試合は僅差だった。チャンスはある」と闘志を燃やしていた。

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