ジャッジ、史上6人目60号、3冠王も視野…ア・リーグ、ヤンキース記録の61本にも王手

スポーツ報知
60号ソロを放つジャッジ(ロイター)

◆米大リーグ ヤンキース9×―8パイレーツ(20日、ニューヨーク=ヤンキースタジアム)

 ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(30)が20日(日本時間21日)、本拠地・パイレーツ戦で史上6人目となるシーズン60本目の本塁打を放った。15試合を残しながら、リーグ&球団記録にも王手。さらには打率3割1分6厘でもリーグトップに立ち、3冠王も視野に入ってきた。エンゼルス・大谷翔平投手(28)とのMVP争いでも一歩前進。日本ではヤクルト・村上宗隆内野手(22)が同じく本塁打を量産しながら3冠王を狙うが、海の向こうではジャッジが暴れている。

 総立ちになっていたニューヨーク・ヤンキースタジアムのファンが、一気に沸いた。ジャッジのバットから待望の一打が出たのは4点を追う9回先頭の5打席目。パイレーツ救援右腕クロウの95・3マイル(約153・4キロ)直球を振り抜くと、打球は一直線に左翼席中段へと飛び込んでいった。

 シーズン60本塁打は、1927年のベーブ・ルース(ヤンキース)に並び、メジャー史上6人目の快挙。R・マリスが61年に樹立したア・リーグ、ヤンキース記録の61本にも王手をかけた。打球速度111・6マイル(約179・6キロ)、飛距離430フィート(約131メートル)の一打に、感慨深そうにダイヤモンドを一周。「負けていたし、ソロだからやりたくなかった」と喜びも控えめで、ベンチからのカーテンコールは渋った。

 15試合を残しての60発で66本ペース。本塁打、打点の2部門のタイトルはほぼ確実だが、この試合では4打数1安打ながら、打率3割1分6厘もリーグトップに浮上した。ヤンキースでの3冠王となれば、56年のM・マントル以来、66年ぶりの快挙となる。本塁打数は2位以下を大きく離して大記録を樹立しながら、3冠王を視野に入れるのはヤクルト・村上と同じ。海を隔てて2人のスラッガーが球史を動かしている。

 一発以上に喜びを爆発させるドラマも待っていた。主砲の60号で3点差に迫ると、無死満塁でスタントンが27号逆転サヨナラ満塁本塁打。マーリンズ時代の17年に59発で大台にあと一歩届かなかったスタントンの劇弾に、ベンチで見つめていたジャッジも両手を挙げて大興奮。まだまだ目が離せそうにない。

野球

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請
×