◆JERAセ・リーグ 阪神―広島(21日・甲子園)
広島の森下暢仁投手の自己最多11勝がまたも、お預けとなった。初回から制球が乱れ、2死から3四球を与えて満塁となり、佐藤輝に先制の2点適時打を浴びた。
チームは直後の2回に坂倉のソロ、小園の2ラン、マクブルームの犠飛でこの回一挙4得点で逆転に成功した。
森下は5回、近本に内野安打され、二塁・菊池涼の失策が絡み失点。6回表に代打が送られ、右腕は5回104球4安打4四球3失点(自責2)で交代。自己最多11勝の権利を持っての交代となったが、6回から2番手で登板した森浦が2死から梅野に同点ソロを被弾。この日の森下の白星は消えた。