【オールカマー】デアリングタクト、無敗3冠牝馬のオーラ漂わせ全快アピール 松山騎手「柔らかさが戻りつつある」

スポーツ報知
集中力を保ちながら加速ラップを刻んだデアリングタクト

◆オールカマー追い切り(21日・栗東トレセン)

 オールカマー・G2(25日、中山=1着馬に天皇賞・秋の優先出走権)で復帰するデアリングタクトが21日、栗東・坂路の最終追い切りで完全復調を示した。20年に無敗3冠牝馬に輝いた5歳馬が、再び輝きを取り戻しつつある。

 いつも通りの調整で秋初戦を迎えられるのは、軌道に乗ってきた証しかもしれない。デアリングタクトの最終追い切りは栗東・坂路を単走馬なりで54秒6―12秒6。加速ラップでしまいを伸ばす程度でも、集中力をキープした走りは、無敗3冠牝馬の“看板”に恥じないオーラを漂わせていた。

 1週前にCWコースで負荷をかけ、当週サラッと流すルーチンを無事に済ませた。2週続けて手綱を執った松山は落ち着いた口調で「時計は気にせずリズム重視で、いい追い切りができました。先週、上向いていると感じましたが、きょうも変わらず感触は良かったです」と手応えを伝えた。

 前走の宝塚記念は、長期休養明け2戦目で3着に好走。復調の兆しを見せた。松山は「悔しい気持ちもありましたが、まだまだやっていけると思わせてくれました」と大けがを乗り越えた相棒に感謝する。「前走時はハミにもたれていましたが、体が楽になったのか、起きて走れるようになりました。柔らかさを取り戻しつつあります」と明確な良化を感じ取っていた。

 頼もしいパートナーにとっても初めての中山参戦となるが、「特に気にしてません。いろんな競馬場をこなしてきたので」と信頼を寄せる。20年秋華賞以来、約2年ぶりの勝利を狙う鞍上は「勝ち星から遠のいているので、しっかり勝ちに行きたい」と力を込めた。先週のセントライト記念をガイアフォースで制した松山×杉山晴厩舎のコンビが、今週も同じ舞台で躍動する。(玉木 宏征)

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