スポーツ報知紙面で2016年から大好評連載中のコラム、仙道学編集委員による「仙ペン」が、WEBに登場いたしました! 時に叱咤(しった)あり、激励あり、涙に笑いと、巨人の「今」をあらゆる角度から分析します。また、仙ペンのピンチヒッター・星野和明編集委員渾身の「星一筆」も随時掲載します!

【仙ペン】MVP戦線、異状あり? 

勝利し笑顔を見せる大勢(右は小林)(カメラ・中島 傑)
勝利し笑顔を見せる大勢(右は小林)(カメラ・中島 傑)

◆JERAセ・リーグ DeNA1―2巨人(21日・横浜)

 ヤンキースのジャッジが60号。打率もリーグトップに浮上し、3冠王が現実的になってきた。大谷とのMVP争いもリードしたように見えるけど、どうでしょうか。

 白熱する海の向こうとは違いセ・リーグのMVPは村上に当確が出ている。もし、そうじゃなかったら神宮球場で暴動が起きてもおかしくないレベル。個人的には「満票」での受賞なるかに注目したい。

 MVPの記者投票は3名連記。1位に5点、2位に3点、3位に1点が与えられ、その合計点数で決定する。「満票」とは有効投票の全てで1位を獲得することだ。

 村上は昨シーズンも受賞しているが、有効投票数306のうち1位票は287だった。内訳を見ると村上以外に1位票を獲得した選手は8人いる。

 7票の清水を始めヤクルト勢が5人。広島からも首位打者の鈴木誠と新人王の栗林がダブルでエントリーされた。さて、あと1人は誰でしょうか。

 答えは岡本さん。1票入ってました。カミングアウトする必要もないけど、僕じゃありません。でも2年連続の2冠王だ。当然、その資格はあったと思う。

 そんなわけでこの期に及んで地味に強い。3位死守の巨人です。先制点は中田お得意のコンパクト打。決勝点は若林の内野ゴロってシブいにも程がある。セコいまでの勝負強さ。「あと1点」が遠かった夏場の苦闘がウソのようだ。

 シューメーカーも頑張った。4回降板は物足りないけど、最低の責任は果たしたと思う。もはや短期決戦モード。先発の「ミッション・その1」は絶対に試合を壊さないことだ。前日の赤星と同様、ギリギリで踏みとどまってくれた。

 それにしても、グッとくるなあ。我らが大勢、禁断の3連投か。試合を締めただけじゃない。明日へ向かってチームを加速させる投げっぷり。攻撃的守護神と呼んでみたい。

 これで山崎と栗林の持つ新人最多セーブ記録に王手をかけた。今季のチーム内MVPも決まり…いや、待てよ。MVPと言えば去年は栗林にも1票入っていたな。まさか村上の満票を阻止するのは…いや、さすがに、それはないよ。

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