出雲駅伝メンバー登録 前回Vの東京国際大はヴィンセント、同2位の青学大は近藤幸太郎ら

昨年、トップでゴールした東京国際大のアンカー・ヴィンセント
昨年、トップでゴールした東京国際大のアンカー・ヴィンセント

 今季の学生3大駅伝開幕戦、出雲駅伝(10月10日、島根・出雲市=6区間45・1キロ)のチーム登録(選手10人)が20日午後零時に締め切られた。連覇を目指す東京国際大はダブルエースのイェエゴン・ヴィンセント(4年)、丹所健(4年)が順当にメンバー入りした。その一方で、昨年1区3位の山谷昌也(4年)、同2区4位の佐藤榛紀(2年)、同5区3位の宗像聖主将(4年)の優勝メンバーが外れた。

 昨年大会2位で4年ぶり(3大会ぶり)5回目の優勝を目指す青学大は、日本学生対校選手権5000メートル(9月11日)で連覇を飾ったエースの近藤幸太郎(4年)、同1万メートル5位の中村唯翔(4年)、7位の横田俊吾(4年)の充実した最上級生に加え、故障から復活した主将の宮坂大器(4年)らが登録メンバーに入った。さらに鶴川正也(2年)、野村昭夢(2年)ら学生3大駅伝デビューを目指す勢いある選手も登録メンバーに名を連ねた。主力の岸本大紀(4年)、佐藤一世(3年)は故障から復帰途上のため、メンバーから外れた。

 出雲駅伝は一昨年はコロナ禍の影響で中止。2年ぶりに開催された昨年は、初出場の東京国際大がいきなり初優勝を果たした。3区で丹所がトップに立つと、4区の白井勇佑(2年)、宗像も堅実に走り、箱根駅伝2区と3区の区間記録を持つアンカーのヴィンセントにトップでタスキを渡す完勝だった。今回は前回の優勝メンバー3人が外れたが、ダブルエースの丹所とヴィンセントは健在。丹所は日本学生対校5000メートルで7位、ヴィンセントは9月18日の日体大長距離競技会5000メートルで13分25秒68とまずまずの走りを見せた。また、牛誠偉(2年)ら新戦力も台頭。連覇を狙える力は十分にある。

 前回出雲2位で昨季の箱根駅伝で圧勝した青学大は、原晋監督が「駅伝男」と信頼を寄せる岸本、佐藤が登録メンバーから外れたが、戦力は充実している。エースの近藤をはじめ、中村、横田が日本学生対校で活躍。10日にメンバー選考を兼ねて行われた5000メートル学内記録会では、熊本・九州学院高3年時に全国高校駅伝1区(10キロ)で区間賞を獲得した鶴川が高い能力を発揮し、13分50秒7でトップ。成長株の野村が2位。故障で出遅れたため夏合宿はBチームで練習を積んだ宮坂主将が3位に食い込み、登録メンバー入りを果たした。分厚い選手層で5度目の優勝の目指す。

 7月の世界陸上1万メートル日本代表の田沢廉(4年)という絶対エースを持つ駒大、東京五輪3000メートル障害7位入賞の三浦龍司(3年)を擁する順大も優勝候補に挙がる。さらに駅伝力のある東洋大、戦力充実の国学院大、勢いのある中大も優勝の可能性を秘める。

 登録選手10人の中からレース前日の9日に6区間と補欠2人の登録が行われる。レース当日に2人まで変更が可能。ただ、当日変更は区間登録選手と補欠選手の交代だけで、区間登録選手同士の交代はできない。前回上位2校の登録選手10人は以下の通り。

 ◇前回優勝・東京国際大

 丹所健(4年)

 堀畑佳吾(4年)

イェエゴン・ヴィンセント(4年)

 村松敬哲(3年)

 林優策(3年)

 川端拳史(3年)

 白井勇佑(2年)

 冨永昌輝(2年)

 牛誠偉(2年)

 木村海斗(2年)

 ◇前回2位・青学大

 宮坂大器(4年)

 近藤幸太郎(4年)

 中村唯翔(4年)

 横田俊吾(4年)

 目片将大(4年)

 志貴勇斗(3年)

 山内健登(3年)

 鶴川正也(2年)

 野村昭夢(2年)

 田中悠登(2年)

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