【高校野球】富山・新湊が逆転勝利で決勝進出 2年ぶりの北信越大会へ「選手の成長にびっくり」

スポーツ報知
9回に逆転して喜ぶ新湊ナイン

◆秋季高校野球富山県大会 ▽準決勝 新湊9-6高岡第一(19日・高岡西部)

 ノーシードから勝ち上がった新湊が、9-6で高岡第一に逆転勝利して決勝に進出。秋季は2年ぶり13回目の北信越大会(10月15~23日、新潟県)出場を決めた。新湊が15安打、高岡第一が13安打の打撃戦となったが、5-6の9回には4安打で4得点を奪って試合をひっくり返した。逆転打を含む5安打、4打点と活躍した1番・境勇惺(ゆうせい)中堅手(2年)は「正直、これほど打てるとは思っていなかったです。9回は絶対に逆転したいと思っていました」と笑顔で振り返った。

 新型コロナウイルス感染の影響で、チーム練習が再開したのは大会開幕のわずか1週間前。しかし、試合を重ねるごとに選手たちは成長し、準々決勝では今夏の甲子園に出場した高岡商を2-1で撃破。奥村大地主将(2年)は「大会の序盤はエラーも多くて雰囲気も悪かったが、高商に勝って雰囲気が変わった。ミスもみんなでカバーしています」と手応え。有倉昇平監督は「高岡商との試合ではピッチャーが踏ん張ってくれたが、今日は打線が奮起してくれた。選手は1週間ごとに成長し、びっくりしています」と喜んだ。

 チームの快進撃を支えるのが、「複数ポジション制」だ。各選手はそれぞれ2~3つのポジションをこなし、打撃の調子によって打線の入れ替えも容易となる。2番・長浜丈(2年)は外野手と一塁手、4番・村上虎太朗(2年)は捕手と一・三塁手を兼務。有倉監督は「もともと部員の人数も多くはないので。複数のポジションを守れるようになると、視野も広がるし、いろんな試合展開ができるようになる」と説明。この日も投手との相性やタイプの違いによって捕手を交代し、選手の力を引き出した。

 北信越大会出場は決まったが、チームの目標は23日の決勝戦を制し、第1代表として出場すること。「目標はもちろんセンバツ出場。チーム全員の総力戦で挑みたい」と指揮官。柔軟な打線と守備力で、2002年以来の春甲子園を目指す。(中田 康博)

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