【高校野球】富山・氷見が北信越大会出場 143キロ右腕の青野拓海が完投「氷見市民をセンバツへ」

スポーツ報知
完投勝利した氷見のエース青野

◆秋季高校野球富山県大会 ▽準決勝 氷見8-3富山第一(19日・県営富山)

 今夏の富山大会準優勝の氷見は、8-3で富山第一を下し、秋季は14年ぶり11回目の北信越大会(10月15~23日、新潟県)出場を決めた。最速143キロのエース右腕、青野拓海(2年)が、7安打、3失点で完投勝利。180センチ、80キロの体格からダイナミックなフォームで投げ下ろし、5回には自己最速の143キロをマーク。青野は「ただミットをめがけて、腕を振り切りました。前に突っ込まないように、フォームのバランスを考えました」と明るい表情で振り返った。

 何度も得点圏にランナーを背負ったが、動じることはなかった。「自分にマウンドを預けてもらっている。エースとして、1球ずつ、ていねいに投げました」。力強いストレートに加え、切れのあるスライダーも駆使。5回には内野安打や暴投もあって3点を失ったが、大きく崩れることはなかった。新川との準々決勝から中1日での登板となったが、9回まで140キロ以上の球速を連発。最後の打者は首を振ってストレートを要求し、141キロの直球で遊ゴロに仕留めた。

 打者としての評価も高く、この日は右前安打と左越え二塁打の2安打で1打点をマーク。9回の犠打の場面では疲れも見せず、全力疾走でチームに貢献した。「学校のグラウンドには地元のおじちゃんが見に来てくれる。北信越大会ではピッチャー、バッターとして活躍し、氷見市民をセンバツに連れて行きます」と青野。地元の応援を受けながら、30年ぶりの春甲子園を目指す。(中田 康博)

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