【高校日本代表】韓国に雪辱 2大会ぶりの銅メダル 川原嗣貴、松尾汐恩の大阪桐蔭バッテリーがベストナイン

スポーツ報知
3位決定戦に勝利して笑顔の大阪桐蔭4人衆(左から海老根、松尾、伊藤、川原)(カメラ・中野 雄太)

◆U18W杯 ▽スーパーラウンド 日本6―2韓国(18日、米フロリダ州サラソタ、エド・スミス・スタジアム=中野 雄太)

 日本がスーパーラウンド(SR)では敗れた韓国との3位決定戦を制し、2大会ぶりの銅メダルを獲得した。サスペンデッドの末にサヨナラ負けを喫したSR最終戦の米国戦から約5時間後に始まった決戦で、川原嗣貴投手(3年)と松尾汐恩捕手(3年)の大阪桐蔭バッテリーが躍動。最後の最後で意地を見せた。

 最後の打者を空振り三振に斬った川原は、雄たけびを上げ、両拳にギュッと力を入れた。女房役の松尾はマスクを取り、一歩ずつマウンドに歩を進めた。初優勝は逃したが、ライバルの韓国を破って銅メダル。右腕は「ホッとしている」と喜びをかみしめた。

 最終決戦で日本高校野球の雄、大阪桐蔭コンビが躍動した。2回に2点目を奪い、なお1死満塁。松尾が163キロ右腕キム・ソヒョンから「みんなの気持ちを背負って」と左前2点打を放った。4点リードの5回から川原が登板し、3回1安打無失点。今大会は4登板で3勝、13回無失点16奪三振。馬淵史郎監督(66)が「苦しい時に川原が出てきてくれた。それで何とか銅メダルになった」と感謝するほどの大車輪の活躍を見せた。

 全国屈指の強豪で数々の修羅場をくぐり抜けてきた。「走者が出るだけでアウェーな感じになることもあった。それがないので、投げやすい」と川原は実感を込める。最優秀投手賞と救援投手部門のオールワールドチーム(ベストナイン)を受賞。この日3安打2打点、大会打率3割2分1厘の松尾も捕手部門で選ばれ、「自分が一番驚いています」と目を丸くした。

 15日のSR初戦で0―8と大敗した韓国に雪辱。馬淵監督は「これで日本に帰れる。メダルがなかったら帰れんと思ってやっていた」と本音を吐露した。初優勝の目標は果たせなかったが、メダルは死守した日本。収穫と課題を手にフロリダを後にする。

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