フランスから戻ってきた大野拓弥騎手に聞いた修行生活「経験は生きてくる」

スポーツ報知
フランス遠征を笑顔で振り返る大野

 短期免許を取得してフランスで騎乗していた大野拓弥騎手=美浦・フリー=が8月31日に帰国した。約3か月間の海外生活について「一言で言うと『修行』でしたね」と苦笑いで振り返った。生活面でのトラブルが多く、例えば現金がおろせない。さらに言葉が通じず対処できないといった感じで、うまくいかないことが多かったという。

 食事の面は、やはり日本食が恋しくなったよう。「白米を買って炊飯器にトマト缶のソースとか、野菜も一緒に全部ぶちこんで、そのまま食べていました」と豪快な自炊生活を送っていたようだ。

 本業の競馬でも、レースだけではなく調教を手伝う際の「コミュニケーションが一番の壁というか、伝えたいことが伝えられないのは歯がゆかったですね」という話には、大きくうなずいた。記者も20代前半に1年間、海外で生活した経験があるが、同じような気持ちを抱いた記憶がよみがえった。

 昨年の夏に決心し、中堅と呼ばれる年齢で海外に目を向けた理由は「他の国の文化とか、価値観の違いを感じたかった」から。9月10日には中山6Rで復帰後初勝利を挙げるなど、順調な再スタートを切った。「いろいろな競馬場で乗せてもらえましたし、競馬の流れとか、違った環境で乗せてもらえた経験は生きてくると思います」と意気込みを語ってくれた大野騎手。今後も注目していきたい。(中央競馬担当・西山 智昭)

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