J1札幌 首位・横浜Mから価値ある勝ち点1 選手全員が背番8着用し右膝前十字じん帯断裂の深井一希へエール

前半、札幌MFルーカスフェルナンデス(左)のシュートは横浜MのFW水沼に阻まれた
前半、札幌MFルーカスフェルナンデス(左)のシュートは横浜MのFW水沼に阻まれた
札幌の応援エリアには負傷離脱の深井へ横断幕も掲げられた
札幌の応援エリアには負傷離脱の深井へ横断幕も掲げられた

◆明治安田生命J1リーグ 第30節 横浜M0―0札幌(18日・日産ス)

 北海道コンサドーレ札幌は、J1(98年はJ)で過去10戦全敗だった敵地・横浜M戦を0―0で引き分け、残留争いの中で価値ある勝ち点1をもぎ取った。後半11分に一度はゴールネットを揺らされたが、VAR判定の末にノーゴールに。首位相手に自分たちのスタイルを貫き、一進一退の戦いを展開した。順位は11位のままだが、勝ち点を35に伸ばした。

 終了の笛が響くと、雨の日産スタジアムで、札幌イレブンは手応えと悔しさを同居させた。試合前まで横浜Mは今季本拠13戦無敗、札幌としても98年からJ1で一度も勝ち点を奪えなかった敵地でスコアレスドロー。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(64)は「互いに攻め合った素晴らしい試合。決めきれなかったが、残留争いの中の1ポイントは悪くない結果」とねぎらった。

 2連勝で息を吹き返したチームは首位相手に真っ向勝負を挑んだ。最前線にFW興梠慎三(36)のパターンからFWガブリエルシャビエル(29)、MF青木亮太(26)、小柏剛(24)を並べた先発に変更し「前半から走り勝つ」狙いを体現。最大のピンチだった後半11分もゴール前でMF金子拓郎(25)が体を張りファウル判定でノーゴール。同18分は金子のクロスからMFスパチョーク(24)のヘッド、32分は金子の左足シュートなど見せ場もつくり続けた。

 相次ぐ離脱者に苦しみながらも勝ち点を重ねてきた今季。この日は生え抜きMF深井一希(27)の右膝前十字じん帯断裂も発表された。両膝合わせ4度目の断裂から復帰を目指す不屈の男へ、サポーターは横断幕を掲げ、試合後の選手も全員で背番号8を着用しエールを送った。公私とも仲の良い金子は「面倒見良く、お世話になっている一希君にも戦う姿勢を見せたい。結果で後押しできたら」と代弁した。残り5戦、まずは一丸で残留を果たす。

前半、札幌MFルーカスフェルナンデス(左)のシュートは横浜MのFW水沼に阻まれた
札幌の応援エリアには負傷離脱の深井へ横断幕も掲げられた
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