【大学野球】青森大が5季ぶり37度目優勝…先発の内山透吾が150球8K完封!

スポーツ報知
5季ぶりの優勝を決め、マウンド付近に集まる喜ぶ青森大の選手たち

◆北東北大学野球▽秋季リーグ1回戦 青森大2-0富士大(17日・雫石町営)

 青森大が富士大に2―0で勝ち、1試合を残して5季ぶり37度目の優勝を決めた。先発の内山透吾投手(4年)=青森明の星=が6安打完封の力投をみせ、6回には3番・今野瑞暉遊撃手(3年)=堀越=が決勝打。相手のプロ注目右腕・金村尚真投手(4年)=岡山学芸館=を投打ともに圧倒した。青森大は明治神宮大会東北地区代表決定戦(10月29、30日・仙台市民)に進み、1回戦で仙台六大学優勝校と対戦する。

 ベンチ入りやメンバー外、すべての部員が集まった姿を見た青森大・三浦忠吉監督(41)の目から、こらえきれずに涙がこぼれた。富士大に勝ち、5季ぶりのリーグ制覇。その後選手たちの手で胴上げされた指揮官は「いつも目の前で、ギリギリのところで富士大さんにやられてきて…。集大成の試合でした」と振り返った。

 投打ともに金村を意識し、打ち破った。投げては内山が6安打8奪三振完封。優勝決定後、歓喜の輪の中心で仲間を迎え「やってきたことが形になった瞬間でした」と笑顔をみせた。5回に打球が左足直撃も、落ちる球を有効活用して150球の熱投だ。今春も金村と投げ合ったが4回9失点で敗戦。「いかに粘って投げられるかと思っていた」(内山)と、相手と同じ安打数ながら無失点に抑えた。今季は前週に2試合連続先発するなど、9戦中6戦に登板と大車輪の働きだ。

 0―0の6回1死三塁では、今野が中前にしぶとく落とす決勝打を放ち「どうにかしてでも打とう、と思っていた」。それまで2打席連続空振り三振も三浦監督から「割り切っていけ」と助言を受け、それまで今季38回連続無失点だった金村から得点を奪った。

 三浦監督は「優勝はコーチやトレーナー、みんなの力があったから。そうじゃないと内山がこんなに投げられない」とスタッフ陣に感謝。決定戦では仙台六優勝校と当たるが、「東北で1番になるには仙台六を倒してこそ」と意欲を燃やした。プロ注目右腕を倒した自信を胸に、今度は東北ナンバー1を目指す。

(有吉 広紀)

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