【楽天】田中将大、7回0封で日米通算190勝 3位浮上「大事な連戦。頭を何としても取るんだ」

スポーツ報知
3回2死二塁、金子侑司の一ゴロでベースカバーに向かった田中将大は鈴木大地と交錯。鈴木大地が田中将大の背中越しに金子侑司にタッチしてアウト(カメラ・清水 武)

◆パ・リーグ 西武0―3楽天(17日・ベルーナドーム)

 CS争いがし烈を極めるなか、真価が問われた一戦で楽天・田中将大投手(33)が結果で応えた。「非常に大事な連戦だと思っていた。その頭を何としても取るんだという強い気持ちでマウンドに上がった」。気迫あふれる投球でレオ打線を7回4安打無失点に封じた。

 8月23日以来の3位浮上に導いたヒーローは「最近はふがいない投球しかできていなかったですし、チームに迷惑しかかけていなかった。手放しで喜べる内容ではなかったですけど、結果が出てチームが勝ったところは喜べる部分」と静かな口調でかみ締めた。

 調子自体は「特にいいところはなかった」と言うが、生命線の制球力がさえた。「球種で言えばツーシームとカーブがよかった」。最速151キロの直球を軸に2つの球種を四隅に効果的にちりばめた。0―0の初回に安打2本で1死一、三塁のピンチを招くも、山川を三ゴロ併殺に打ち取ったのもツーシーム。「もちろん大きかったですよ」。序盤で流れを相手に渡さなかったことが勝因となった。

 10日のロッテ戦(楽天生命)では5回6失点でKOされた。試合後、石井監督からは「全てにおいてクオリティーが低かった」と厳しい言葉が飛んだ。中6日できっちりと修正したベテランの投球に指揮官も「出だしの3回をうまく滑り出してくれたのでいい戦いができた」と賛辞を贈った。

 この白星で日米通算190勝目をマーク。背番号18は「200という数字は意識する。一つ一つ積み重ねていきたい」と金字塔への思いもはせていた。(長井 毅)

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