J2ベガルタ仙台 伊藤彰監督就任後初勝利…栃木下して6連敗を阻止

スポーツ報知
試合後、笑顔でイレブンらとハイタッチする仙台の伊藤彰監督(中央)

◆明治安田生命J2リーグ第36節 仙台1―0栃木(14日・カンセキ)

 ベガルタ仙台は敵地で栃木と対戦し1―0で6試合ぶりに勝利を挙げ4位に浮上した。前半35分に味方のクロスからFW中山仁斗(30)がヘディングシュートで決勝弾。守備でも11試合ぶりに完封。伊藤彰監督(49)就任後、2試合目で初勝利を挙げた。

 試合終了のホイッスルが鳴った瞬間、伊藤監督は両手でガッツポーズし吠えた。5連敗を喫していたチームのフォーメーションを就任2試合目で一新。中盤により人数をかけた攻守でゲームを支配し、初勝利を挙げた。指揮官は「ゴールは今季、ベガルタが積み上げてきた形が出たこと。選手の努力の賜物(たまもの)です」と喜んだ。

 前半35分、頼れるエースが貴重な先制点を奪った。ゴール前でクロスを待ち構えるFW中山が巧みな駆け引きでマークを外すと、左サイドのMF蜂須賀孝治(32)がピンポイントのクロス。一瞬フリーになり、中央でしっかりと合わせたヘディングシュートはゴール左に吸い込まれた。過去のリーグ戦で13得点が最多だったストライカーは今季、シーズン前に「キャリアハイを更新」すると明言。目標としていた14得点目を達成し、チームを勝利に導いた。

 6試合ぶりの勝利にはDF若狭大志(33)も大きく貢献した。今季6月25日に左脚に大けがを負い、約3か月ぶりに復帰したベテランは終始味方の守備陣に大声を出して最終ラインを統率。攻撃時にはトップ下の位置まで駆け上がり、前線でタメをつくるなど攻守において躍動した。

 後半34分にはGK小畑裕馬(20)が相手の狙いすましたシュートをストップ。続くCKではこぼれ球からシュートを浴びるが体に当てて2試合連続のビッグセーブを見せ、今季6度目のクリーンシートを達成した。

 5連敗で脱出したチームは次節(18日)ユアスタで勝ち点7差の10位・徳島と対戦する。伊藤監督は「まだ1勝しただけで残り6節ある。次のゲームもすごく重要なので、これに甘んじないよう、もう一つギアを上げて調整していきたい」と勝利を積み重ねることを誓った。

(山崎 賢人)

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