ジークスター東京、新リーグ参入見送り 男子分裂に「責任は代表と理事会にある」ハンドボール

スポーツ報知
都内で会見したジークスター東京の大賀智也・代表取締役

 日本ハンドボールリーグ(JHL)男子の「ジークスター東京」は13日、都内で記者会見し、24年9月開幕の新リーグ入会審査を見合わせたことについて、説明した。

 JHLは2年後からスタートする新リーグについて、入会審査申請を8月末に締め切ったが、ジークスター東京は参入を見送ると判断。その理由について、大賀智也・代表取締役は「リーグ運営の要の本部機能であるスポンサー獲得、事業の収益性向上、デジタル時代のIT活用など、これまでの活動と実績は評価できる内容ではなかった。新リーグ構成は、男女合わせ23チームにも関わらず、丁寧に議論した上での合意形成がなされていない」などと説明した。

 また、新リーグでは、個々のチームがチケット販売やスポンサー営業を担うのではなく、リーグがまとめて全チームの事業経営を担う「シングルエンティティ」を採用する方向だが、「中身が決まっていないのに賛同するのはおかしい」とし、「例えば、『クラブチームにとってどんなシングルエンティティなのか』『自分たちでやっていいのか、いけないのか』という話しがされない中で、『誓約して下さい』と言われるのは違和感を感じた」と話した。

 ジークスター東京は、企業名をつけないプロチームとして、これまでもエンターテインメントとしての試合興行と演出、独自のネット配信、地域貢献、社会貢献活動を自ら企画し、実施してきた。「自分たちは創設してからずっと自力でやってきた。自分たちでできると思う」などと語った。

 男子はジークスター東京を含む5チーム、女子は1チームが参入を見送っている。申請しなかった男子のチームは現行リーグに残留して戦うため、24年は国内に2リーグが存在する“異常事態”となる。

 大賀代表取締役は、「JHLは一般社団法人として協会から独立はしたが、協会の傘下にある組織。葦原一正代表が独断で行うのではなく、協会と意思疎通し、進むべきだった。JHLの理事会が機能していない点も大変残念。リーグが2つに分かれることになった責任は、葦原代表と理事会にあると言わざるを得ない」と厳しい口調で語った。

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請
×