スノーボード 北京五輪出場の三木つばき、新シーズンへ本格スタート「W杯総合ランキング1位を目指したい」

スポーツ報知
公開練習で汗を流す三木

 2月の北京五輪スノーボードパラレル大回転に出場した三木つばき(19)=日体大1年、キャタラー、掛川桜が丘中出=が11日、静岡市内のジムで練習を公開した。五輪後の3月にイタリアで行われたW杯で初優勝するなど飛躍を遂げた19歳が、2022―23年シーズンに向けて本格始動。今月26日には練習拠点となるオーストリアに移動する。

 スノーボードアルペン日本女子の第一人者が、新シーズンへ動き出した。2月の北京五輪に出場した三木が2026年のミラノ・コルティナダンペッツォ五輪に向けて、本格スタートを切った。

 三木「ミラノ五輪までの新しい4年のスタート。26年五輪で金を最終目標にして選手活動をさせてもらっているので、今年もしっかり結果を残していきたい」

 掛川育ちの無名のヒロインが一躍、世界に名前をとどろかせた昨季。初出場の五輪で予選3位の好タイムをたたきだした。惜しくも、決勝トーナメント1回戦で失格したが、3月のW杯では同着で初Vを飾るなど飛躍の1年となった。

 「技術的な課題は、北京五輪後のW杯や世界ジュニア選手権でクリアできたかなって思う。あとは、板を踏む力だとか、遠心力を推進力に変える体づくりを、今年のオフは課題にして取り組んでいます」

 毎年シーズン前には、明確な目標を定める。22―23年シーズンは、〈1〉W杯で表彰台3回〈2〉23年2月に予定の世界選手権で表彰台〈3〉W杯でのベスト8進出率8割〈4〉W杯でのベスト4進出率5割、に設定した。

 「昨季まではW杯や大会ごとに表彰台の回数などを目標にしていたけど、予選落ちも多かった。今回は、進出率を設定し、一年通じて調子が悪いなりにもパフォーマンスが下がらないような目標にしました」

 4月から日体大に通う。充実したキャンパスライフを送る一方、7月上旬に大学の体操の授業中に左足甲を骨折していたことも打ち明けた。全治6週間から8週間の重傷でその間、下半身のトレーニングができず、一時は、ベストの体重から3~4キロほど落ちたという。

 「5週間で治しました。今は大丈夫。体重も少しずつ戻ってきた。負荷をかけたトレーニングも行っています」

 雪を求めて今月26日に渡欧。拠点をオーストリアに置いて、雪上練習を中心に仕上げていく。今季初戦は12月3日にイタリアで開催されるW杯開幕戦の予定でW杯には全13戦に出場する見込み。「ひそかにW杯の総合ランキング1位を目指したい」という三木から今季も目が離せない。(塩沢武士)

 ◆三木つばき(みき・つばき)2003年6月1日、長野・北安曇郡白馬村生まれ。19歳。5歳の時、掛川市に転居。4歳でスノーボードを始めた。中2でナショナルチーム・強化指定ユース選手に選出され、欧州ジュニアレースで年間王者を獲得。掛川桜が丘中から通信制の勇志国際高トップアスリートコースを経て、4月から日体大に進学。173センチ。家族は両親と妹。血液型A。

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