【競輪】大物ルーキー中野慎詞の連勝「30」で止まる…青森競輪G3

スポーツ報知
レース後、新山響平(背中)からのアドバイスを受ける中野慎詞

 青森競輪場で11日、開設72周年記念G3「みちのく記念善知鳥杯争奪戦」決勝が第12Rで9選手により争われ、今年1月1日のデビュー以来、無傷の30連勝の快進撃で初めてのG3決勝に挑んだ中野慎詞(23)=岩手・121期=は、7番手からの仕掛けとなったが、不発。9着に敗れ、30連勝でストップ。デビューから254日でのG3最速優勝記録(これまでは南潤の298日)更新もならなかった。

 中野の次回出走予定はG2共同通信社杯(9月16~19日、名古屋競輪場)。今度はG2最速優勝記録(261日、これまでは山口拳矢の479日)の更新に挑むことになる。

中野「いい勉強、経験になりました」

 初めての記念、初めての9車立ては中野にとって、実に収穫のある4日間だった。これからも競技と競輪の二刀流を貫く、極めていく。デビューから続く連勝記録は「30」でストップした。

 注目されたファイナルは9着惨敗。打鐘の7番手から踏み出したが、正攻法の清水も加速する逃げ。4番手まで車を上げて行くが、最終1センターで郡司の絶妙なけん制。結局、外々を振り回され、ペダリングはうまく回らず力尽きた。「吉田さんが(一番前の選手を抑える)切らなかったところで、早めに行くのか、その判断がポイントでした」。S班の巧みな包囲網になすすべがなかった。「負けは仕方がない。出始めのただ力だけのレースは通用しない。いい勉強、経験になりました」。初めての経験で得るものは多い。敗れて、新たなステップを踏むことだろう。

 師匠の佐藤友和は弟子をたたえた。「連日の内容はよかったと思う。(決勝は)前を取って突っ張ると思ったけど、外野のオレが言うことでもないし、作戦だったのでしょう」。そして逃げた清水、けん制した郡司、内を突いて優勝した吉田のS班3人が、中野という存在を評価、認めた結果と言える戦いだった。佐藤が言う。「S班は中野を共同(通信社杯)で対決する脇本に見立ててのレースだったと思う。あの展開でまくれたら脇本と同等。S班はそんなに甘くない」とつけ加えた。

ギャンブル

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請
×