J2甲府が、降格危機の大宮に0―3で完敗 プレーオフ進出が大きく遠のく

大宮に完敗した甲府イレブンの背中にはサポーターからブーイングと激励の声が飛んだ
大宮に完敗した甲府イレブンの背中にはサポーターからブーイングと激励の声が飛んだ

◆明治安田生命J2リーグ第35節 大宮3―0甲府(10日、JITリサイクルインクスタジアム)

 J2甲府は、降格の危機に立つ大宮とホームで対戦し、0―3で完敗した。前半5分、25分と連続で失点。後半はより攻撃的な選手を投入したが、守りを固めた大宮を崩しきれず、後半40分には直接FKでダメ押しの3点目を喫した。7日の天皇杯準々決勝・福岡戦での勝利を挟んで、リーグ戦は連敗となり、J1昇格へのプレーオフ圏内に入ることは、困難な状況となった。

 ホームでは今季初めて声出し応援が可能となった試合。サポーターの声援に応えられず、うなだれるイレブンの背中には、ブーイングと激励の声が入り混じって浴びせられた。吉田達磨監督(48)は「申し訳ない試合になりました。(声援に)応えられなかったのが残念です。早い時間に1点目をあっさり取られてしまった」と先制点を許し、立て直せなかったことを敗因に挙げた。

 7日の天皇杯とは先発メンバーを8人入れ替えての布陣。3日前には先発し、この日は後半12分から投入されたMF荒木翔(27)は「メンバーが違うからこそいつも以上に声を掛け合わなくてはいけなかった。(連戦での疲れは)あったとは思うけど、言い訳にならない」と振り返った。

 これで9勝15分け11敗で勝ち点42。残り7試合で、プレーオフ圏内に入るためには、一つも落とせない状況だ。この日、キャプテンマークを付けてDFの中心となった浦上仁騎(25)は「諦めるつもりはサラサラない。現実を受け入れながらも、一つでも順位を上げていくことを考えたい」と悲壮な決意を話した。

 14日にはホームで首位の新潟に挑む。

(甲斐 毅彦)

サッカー

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請
×