鶴川正也がトップ 主将の宮坂大器は意地の3位…出雲駅伝メンバー選考、青学大学内記録会

スポーツ報知
青学大学内記録でトップを取った鶴川正也(左端)ら上位選手はチームメートから拍手を送られた

 今年の第98回箱根駅伝(1月2、3日)で総合新記録で2年ぶり6度目の優勝を果たした青学大が10日、相模原市のキャンパス内競技場で、学生3大駅伝開幕戦の出雲駅伝(10月10日、島根・出雲市=6区間45・1キロ)のメンバー選考を兼ねた5000メートル学内記録会を行い、今季急成長中の鶴川正也(2年)が13分50秒7でトップを取った。同じく成長株の野村昭夢(2年)がチーム2位。故障で出遅れたため夏合宿はBチームで練習を積んだ主将の宮坂大器(4年)がチーム3位に食い込んだ。

 青学大OBの下田裕太(GMOインターネットグループ)、桜美林大のケニア人留学生のネルソン・マンデラ(1年)も参加した青学大の学内記録は中秋の名月の下、行われた。「タイムトライアルは究極の練習。満月のように輝こう!」という原晋監督のゲキが飛んだ後、スタート。マンデラが終盤まで先頭で引っ張ると、残り1周で満を持して鶴川がラストスパートし、トップでゴールした。

 鶴川は夏合宿の序盤は出遅れていたが、終盤からはチーム練習に合流し、さらに個人練習でも精力的に走り込み、調子を上げてきた。「きょうは残り200メートルから全力を出しましたが、それまで、マンデラ選手に引っ張ってもらって、7~8割しか力を出していません。これから体を研ぎ澄ませて、故障に注意したい。出雲駅伝はどこの区間でも走れるように準備します」と学生3大駅伝デビュー戦に向けて意欲を示した。

 原監督は「今季の鶴川と野村は強い。3大駅伝デビューの見通しが立ったし、主力として期待できる。宮坂は『これぞ青学大のキャプテン』という意地を見せてくれた。出雲駅伝では無理させたくないが、箱根駅伝ではキャプテンらしい走りを期待したい。我らが青山学院大学は今季もいいチームに仕上がってきていますよ」と自信を見せた。

 たけびしスタジアム京都)で開催中の日本学生対校選手権第1日(9日)の1万メートルで5位入賞した中村唯翔(4年)、7位入賞した横田俊吾(4年)と最終日(11日)の5000メートルに出場するエースの近藤幸太郎(4年)、目片将大(4年)は出雲駅伝メンバー入りに向けて一歩、リードしている。選手層が厚い青学大で残された「出場枠」は少ない。「厳しいメンバー争いがチームを強くします。これからが監督の腕の見せ所です」。学生3大駅伝の開幕まで、ちょうど、あと1か月。原監督は笑みを浮かべながら話した。

 この日の青学大学内記録会5000メートルの上位選手は以下の通り(記録は非公認)。

 <1>鶴川正也(2年)13分50秒7

 <2>野村昭夢(2年)13分55秒2

 <3>宮坂大器(4年)13分59秒0

 <4>志貴勇斗(3年)14分7秒1

 <5>山内健登(3年)14分9秒6

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