全日本フェンシング ストリーツ海飛、3大会ぶりV王手…スポンサーも「決勝までに、よろしくお願いします」

スポーツ報知
全日本選手権で3大会ぶり優勝に王手をかけた男子サーブルのストリーツ海飛(日本フェンシング協会提供)

◆フェンシング ▽全日本選手権 第3日(10日、東京・駒沢体育館)

 男子サーブル準決勝で、東京五輪代表のストリーツ海飛(鹿児島ク)が、吉田多聞(法大)を15―9で破り、3大会ぶり優勝へ王手をかけた。

 劣勢の展開でも崩れることなく、五輪代表の地力を示した。「メンタルのところが伸びていると思う。試合で焦らず、冷静に集中できて、リラックスできる。同点や負けている時、外から見ると危ないと思っても、冷静に1点ずつ集中できれば勝てる。びっくりしなくても大丈夫、と思えたのが成長」と手応えをにじませた。

 米国人の父と日本人の母の間に生まれ、08年北京五輪での男子フルーレ・太田雄貴の銀メダルを刺激にフェンシングを志した。日本国籍を選択して目指した東京五輪出場の夢をかなえてみせたが、個人、団体ともメダルに届かず。コロナ下で無観客開催となり、家族や友人に雄姿を見せることもできなかった。24年パリ五輪へ、現役続行を決断。「私がまだフェンシングを続けたいと思って、引退しなかった。今から、メンタル、フィジカルが選手としてピーク。その前に引退したらもったいない。もっと世界ランキングも高くできると信じて頑張りたい」と熱い闘志をたぎらせる。

 現在は“就活中”の身。フェンシング練習の合間を縫って、企業にメールを送るなど、精力的に所属先やスポンサーを探している。「是非、(全日本の)決勝前によろしくお願いします」と頭を下げた。3大会ぶり優勝を懸けた11月5日の決勝では、2連覇を目指す吉田健人(警視庁)と対戦。「きっと素晴らしい勝負になると思う」と盛り上げることを約束していた。

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