【中日】上田洸太朗、「どうやったら野手が守りやすいか考えて」福留孝介からのアドバイス生かしプロ初勝利

プロ初勝利を飾った上田洸太朗は、立浪和義監督(右)に祝福される(カメラ・義村 治子)
プロ初勝利を飾った上田洸太朗は、立浪和義監督(右)に祝福される(カメラ・義村 治子)
好投する上田洸太朗
好投する上田洸太朗

 上田がプロ初登板先発から“7度目の正直”で初勝利を手にした。初回先頭・野間への初球から6球連続ボールで立ち上がったが、菊池涼を三ゴロ併殺に打ち取って自分を取り戻した。連打を許さず6回無失点。「初めての中6日だったが、仕事をこなせた。うれしい」と胸を張った。

 育成から5月に支配下昇格。会見では落ち着いた風貌に立浪監督から「サラリーマンみたいやな」と茶化された。冷静さが持ち味だが、同期の高橋宏には「絶対に負けたくない」と並々ならぬ闘争心も秘めている。引退を表明した福留から「メンタル的な部分で準備をしっかりしなさい、と。どうやったら野手が守りやすいか考えて」と受けたアドバイスも生かした。

 同期入団、同学年の土田が4回1死二、三塁から決めた3バントスクイズが決勝点。ともに上がった初のお立ち台で「龍空ならやってくれると思っていた」と感謝した。連敗ストップに導いた高卒2年目を「ボール自体も非常に良かった」と褒めた指揮官。また1人、竜に頼もしい若手が現れた。(長尾 隆広)

 ◆上田 洸太朗(うえだ・こうたろう)2002年9月6日、富山・高岡市生まれ。20歳。享栄高(愛知)から20年育成ドラフト2位で中日入団。今年5月、支配下登録。同12日のヤクルト戦(神宮)で1軍初登板初先発し、5回3失点で初黒星。184センチ、95キロ。左投左打。年俸440万円(推定)。

野球

×