【ヒルマニア】大谷翔平、33号でも“1勝を2発と換算すれば”ジャッジと並ぶ55発…MVPレースへ基準提言

スポーツ報知
7回に本塁打を放った大谷(ロイター)

◆米大リーグ エンゼルス4―5タイガース(7日・アナハイム=エンゼル・スタジアム)

 ア・リーグのMVPを争うヤンキースのA・ジャッジ外野手(30)、エンゼルスの大谷翔平投手(28)が7日(日本時間8日)、ともに本塁打を放ち、最近9試合で6本塁打とシーズン終盤にそろってペースを上げている。ジャッジは四球攻めの中で55号ソロ、大谷は4三振を喫しながらも33号ソロ。今後どうなるか、メジャー担当44年のヒルマニアこと蛭間豊章記者が独自の計算方法を提案した。

 MVPレースは白熱の一方だ。まず打ったのはジャッジ。ヤンキースは前夜の中止で本拠ツインズとのダブルヘッダーとなり、ブーン監督は、ジャッジを2試合とも守備の負担を考慮して「DH」で起用した。ジャッジは第1試合の4回に期待に応え、4試合連続の55号を左翼席に叩き込んだ。第2試合も含め、ジャッジのDH出場21試合で打ったのは10本目だ。ヤ軍の右打者では07年のA・ロドリゲスの54本を抜く新記録の一発。中地区優勝を狙うツインズはその後、8打席で申告敬遠3度を含め5四球と歩かせて勝負を避けた。

 大谷も負けてはいない。その数時間後の本拠でのタイガース戦。最初の3打席は空振り三振だったが、7回に代わったばかりの左投手の内角へのシンカーを、中堅右に2試合ぶりの33号ソロ。勝ちにはつながらず、コメントもなかったが、残したインパクトは十分。最近9戦6発は2人とも一緒だが、5日に続き、この日も東海岸で打ったジャッジを西海岸の大谷が追いかけて打つというパターン。ジャッジが65本ペースなら、大谷も39本ペースとなった。

 大谷はリーグ単独2位としたが、現在の差は22本もあり、本塁打ダービーを争う意味では差がありすぎる。それでも、大谷は先発投手として11勝を挙げていることが、MVPレースが過熱する理由だ。

 米国メディアの予想はおおむねジャッジ有利という感じだ。投手成績を打撃成績に換算するのは難しいが、たとえば単純に大谷の1勝をホームラン2本分の価値に匹敵すると考えてはどうだろうか。そうすると大谷も22本増えて55本打っていることになる。そう考えれば、2人の毎日の成績に対しての付き合い方が分かりやすくなる。単純すぎるとの批判もあるだろうが、これを基準に考えるのはいかがだろうか。(ベースボールアナリスト・蛭間豊章)

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