だるまの制作などで約300年の歴史がある「白河だるま総本舗」では仙台育英(宮城)が夏の甲子園で東北勢初の優勝を成し遂げたことを祝し、8月下旬から30日までの期間限定で「勝だるま」を販売している(税込み1500円)。高さは約8・5センチで、胸部分には「勝」、背中には「祝 白河の関越え」の文字が入れられている。また胴体の色は白で、ボールの縫い目も描かれている。
同社の担当者は制作した理由について「東北勢が甲子園で優勝した一方で、白河市内の野球部では人数が集まらず、合同チームをつくらなければ試合ができないところがあると聞き、限定だるまの利益を寄付することで将来の球児のために役立ってほしいと思います」などと語った。詳細は同社のオンラインストア(https://shirakawa‐daruma.com/)にて。