◆JERAセ・リーグ 阪神―ヤクルト(6日・甲子園)
ヤクルト・村上宗隆内野手(22)が、シーズン52号のソロを放った。1点リードの6回先頭、この日の第3打席で青柳から中越えに2試合連続となる一発を甲子園のスタンドにたたき込んだ。
2日の中日戦(神宮)で、史上最年少で50号の先制3ランを放つと、4日の同戦では同じ背番号55の松井秀喜(巨人)を超える51号2ランをマーク。この日の試合前時点で、6戦5発と好相性の甲子園で2戦連発が飛び出し、日本人歴代2位の1963年の野村克也(南海)、1985年の落合博満(ロッテ)に並んだ。
村上は「打ったのはストレート。偉大な野村克也さんと本塁打数が並ぶことができて光栄です」と語った。
これで1964年王貞治(巨人)が持つ日本選手最多記録のシーズン55号まであと3本。日本人初の60号へ、あと8本とした。