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坂本花織「人前でお見せできるレベルじゃなくて…」げんさんサマー杯棄権も現在は復調

スポーツ報知
「上月スポーツ賞」受賞者と関係者(前列左から大橋悠依、伊藤雅俊公益財団法人日本スポーツ協会会長、橋本聖子元東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長、東尾公彦一般財団法人上月財団専務理事、角田喜彦スポーツ庁次長、山下泰裕公益財団法人日本オリンピック委員会会長、山田優、中列左から志々目愛、渡名喜風南、樋口新葉、坂本花織、金戸凜、壺井達也、高木裕美、堺亮介、後列左から花車優、瀬戸大也、中川海秀、本多灯、堀島行真、乾友紀子、三木つばき、梅木真美)

 2022年度の「上月スポーツ選手支援事業」認定式、「上月スポーツ賞」表彰式が5日、都内で行われ、フィギュアスケート女子で北京五輪銅メダル、世界選手権金メダルの坂本花織(シスメックス)が出席。「今季は4年後の五輪への第一歩として始まるシーズンになるので、また新たな4年に向けて、しっかり1試合1試合自分のために戦って行きたい。日本で開催される世界選手権でも思い切って自分の演技ができたら」と話した。

 8月のげんさんサマー杯を当日に棄権し心配されたが、体調は問題ないという。「特に体調不良とかではなく、ただただスケートの調子が悪かったので。本当に人前でお見せできるレベルじゃなくて、初めて、元気なのに試合を棄権するという状況になってしまった」と苦笑い。「練習量はそんなに少なくはなかったと思うんですけど、ちょっと調子が…落ちすぎぐらい落ちてしまって、上げるのが大変だった。それが間に合わなかったという感じ」。

 当初の予定から1か月遅れとなる今季初戦のロンバルディア杯(15~18日、イタリア・ベルガモ)に向けて「調子はその(げんさんサマーカップ前の)ときよりかは、だいぶん良くなってきている。それに向けてしっかり練習をして、いいスタートが切れたらなと思います」と意気込んだ。

 ショートプログラム(SP)、フリー共に振り付け師を変え、新しい演目に挑む。「ショートはだんだんノーミスでできるようになってきているし、もう少し成功率が上がればなという感じ。フリーはどうしても後半がまだもたない。試合までになんとか、最後まで続けられるようにがんばりたい」と笑顔だった。

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