◆関西六大学野球秋季リーグ戦 ▽第1節2回戦 大商大5―2京産大(4日・大阪市南港中央)
今春のリーグ王者・大商大が、連勝で開幕節の勝ち点を獲得した。
初回に2点を先制されたが、1、2回に1点ずつ奪って同点に。そして8回、4安打などで3点を奪って勝ち越した。投げては来秋のドラフト上位候補に挙がる最速151キロ左腕・高太一(3年=広陵)が2回から登板し、8イニングを四死球0、内野安打1本に抑える好救援。「(捕手の)碓井(雅也)さんのリードが良くて。スピードではなくコースにきっちり投げられた」と謙虚に振り返った。
1日にプロ志望届を提出した犬飼慶樹(4年=尽誠学園)は「1番・右翼」で先発し、3安打3打点の活躍。「ライナーを意識していた。(結果が出て)良かった」と納得の表情を浮かべた。「プロに行きたい気持ちはもちろんあるが、今は大学野球で日本一を取ることを考えている」とチーム優先の姿勢を示した。